今日の株式見通し-堅調か 世界株高の様相が強まりダウ平均は410ドル高
東京市場は堅調か。米国株は連日の大幅上昇。ダウ平均は410ドル高の27584ドルで取引を終えた。アジア、欧州の株高の流れを受け継ぎ、幅広い銘柄に買いが入る展開。追加経済対策への期待が高まったことも、リスク選好ムードを強く後押しした。ドル円は足元で105円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて90円高の23380円、ドル建てが140円高の23430円で取引を終えた。
配当落ちの影響が140円程度あり、この分は見た目の日経平均を押し下げる要因となるが、実質的には上昇して始まると予想する。海外市場の強さを鑑みると、早々に落ち分を埋める展開も期待できる。きょうの日経新聞ではNTTによるドコモへのTOB観測が報じられているが、こういった大型の再編に関するニュースは株式市場を刺激する。ドル円も落ち着いており、日本株を買いやすい環境が整うなか、終日堅調な地合いが続くと考える。日経平均の予想レンジは23350円-23650円。
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