前場コメント No.7   大伸化学、IDOM、アズビル、スマバ、ぐるなび、NEC、カノークス

2020/10/26(月) 11:30
★10:51  大伸化学-大幅高 通期営業益を上方修正 ナフサ安でコスト低減
 大伸化学<4629.T>が大幅高。同社は23日、21.3期通期の営業利益予想を従来の11.7億円から17.1億円(前期比11.3%増)に引き上げると発表した。ナフサなど一部の原料が前年に比べて低水準で推移したことや、原料市況に対応した効率的な原材料購入を引き続き推進したことから、前回予想を上回る見通し。

★10:54  IDOM-反発 アフリカに販社 中古車輸出の販売網も整備=日経
 IDOM<7599.T>が反発。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社がアフリカ市場に進出すると報じた。

 記事によれば、2020年内にもタンザニアに販売子会社を設立するもよう。日本から中古車を輸出し、販売やローンの提供などのサービスを整え、海外の主力市場の一つに育てるとしている。

★10:56  アズビル-SMBC日興が目標株価引き上げ ディフェンシブ性への評価が再確認されつつある
 アズビル<6845.T>が反落。SMBC日興証券では、同社の構造的な成長性などディフェンシブ性に対する評価が再確認されつつあるとし、、バリュエーションの見方を切り上げた。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は3000円から3800円に引き上げた。

 バリュエーションの見方を切り上げたものの、COVID-19によって、病院空調などの高付加価値化などの期待が高まるものの、BA事業の主体であるオフィスの需要先行きには不透明感が残るため、結果的に中長期業績に対する見方に大きな変更はない。バリュエーションにはやや過熱感が見られ、投資妙味は小さいと考え、投資評価「2」は継続した。

★10:57  スマートバリュー-大幅高 経産省など 自動走行サービス事業化の検討本格化との報道を材料視か
 スマートバリュー<9417.T>が大幅高。経済産業省と国土交通省が、自動走行サービスの事業化に向けた検討を本格化すると報じられたことが材料視されているもよう。

 26日付の日刊工業新聞によれば、両省は10月中に相次いで新たなワーキンググループを立ち上げて安全性確保に必要な検証や社会受容性の醸成を図るほか、限定区域をドライバーの操作なしで走る自動運転技術「レベル4」実現などさらなる高度化への議論も進めるとしている。

 このことから、運転情報管理などを手がける同社に買いが集まっているようだ。自動運転関連として、自動運転開発用ソフトなどを手がけるヴィッツ<4440.T>、イーソル<4420.T>なども高い。

★11:03  ぐるなび-大幅高 予約2.5倍に 10月前半ネット経由 GoToイートで急増=日経
 ぐるなび<2440.T>が大幅高。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社の10月1~14日のネット予約の利用数が前年同期比2.5倍に増えたことがわかったと報じた。

 記事によれば、政府の外食需要喚起策「Go To イート」が始まり、現金と同等のポイントを得られるネット予約が急増したとしている。

★11:07  NEC-大幅高 英政府が同社と「5G」通信網の展開で協業と発表
 NEC<6701.T>が大幅高。英政府は25日までに、同社と次世代通信規格「5G」通信網の展開で協業すると発表した。

 時事通信ほか各メディアで同発表が報じられたことから、好感した買いが入っている。英政府の方針については、7月にも各メディアで報じられており、その際にも同社株は上昇する場面があった。

★11:09  カノークス-急騰 上期最終益予想を上方修正 自動車生産回復や雇用調整助成金などが寄与
 カノークス<8076.NG>が急騰。同社は26日11時、21.3期上期(4-9月)の連結純利益予想を従来の400万円から6600万円(前年同期比88.4%減)に上方修正すると発表した。

 グループ売り上げの60%を占める自動車業界の生産が想定を上回るペースで回復していることや、経費圧縮および雇用調整助成金の計上なども寄与する。


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