後場コメント No.2  アートネイチャー、Vテクノロジー、サイバエージ、ローランドDG、テモナ、ENEOS

2020/11/11(水) 15:08
12:51  アートネイチャー-続伸 光通信が大株主に浮上を材料視
 アートネイチャー<7823.T>が続伸。同社株について、光通信<9435.T>が大株主に浮上したことが材料視されているもよう。11月10日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.03%。

★12:55  Vテクノロジー-急騰 上期営業益53%減も2Qは回復傾向
 ブイ・テクノロジー<7717.T>が急騰。同社は10日に、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は29.4億円(前年同期比53.0%減)だったと発表した。通期の会社計画60.0億円に対する進ちょくは49.0%。

 FPD装置市場では、1Qから中国の新工場立ち上げが再開され、作業は概ね順調に推移した。新規の設備投資については、LCD関連の商談が一服するなか、中小型OLEDや次世代FPDに関連した複数の引き合いが確認された。このような状況から、上期の同社グループの受注金額は198億7000万円(前年同期180億1400万円)となった。
 なお、1Q時点の営業利益は11.9億円(前年同期比68.0%減)だったので、2Q利益は回復傾向となっている。

★12:58  サイバーエージェント-シティが目標株価引き下げ ABEMA営業損失額見直しを主因に予想減額
サイバーエージェント<4751.T>が反発。シティグループ証券では、ABEMA営業損失額見直しを主因に予想減額。投資判断を「中立」で継続、目標株価は6300円から6200円に引き下げた。

 Q4実績と保守的な新ガイダンスを踏まえ、業績予想を減額修正。21年9月期営業利益/EPS予想は、従来460億円/155円→今回410億円/117円(ガイダンス300-350億円/63円-79円、コンセンサス406億円/110円)、主因はABEMA営業損失額予想の見直しと解説している。

★12:59  ローランドDG-大幅高 通期営業損益を上方修正 3Q累計は3億円の赤字
 ローランド ディー.ジー.<6789.T>が大幅高。同社は10日、20.12期通期の連結営業損益予想を従来の13.0億円の赤字から3.0億円の黒字(前期比89.3%減)に引き上げると発表した。

 経済活動の再開に伴い、サイン市場で出力需要が回復し、インクとサービスパーツの販売が想定を上回る見込み。またデンタル加工機の販売も好調なことから、前回予想を上回る見通し。
 
 20.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は3.4億円の赤字(前年同期は23.2億円の黒字)だった。

★13:03  テモナ-急騰 今期営業益2.1倍見込む 前期営業益は1.8億円
 テモナ<3985.T>が急騰。同社は10日、21.9期通期の連結営業利益予想は3.8億円(前期比2.1倍)と発表した。

 EC支援の既存サービスの機能開発と販売を引き続き積極的に推し進めるとともに、新たな需要に応えるための販売体制の強化を進め、さらなる事業領域の拡大を目指す。また、コスト構造の見直しや生産性の改善にも取り組むとしている。

 20.9期通期の連結営業利益は1.8億円だった。20.9期より連結財務諸表を作成しているため、前年比較はできない。各サービスが伸長する中で「サブスクストア」のサービス利用アカウントが大幅に増加し、大規模顧客向けのカスタマイズの受注状況が好調だったことなどが寄与した。

★13:10  ENEOS-後場上げ幅拡大 通期営業損益予想を上方修正 上期は32%減
 ENEOSホールディングス<5020.T>が後場上げ幅拡大。同社は11日13時、21.3期通期の連結営業損益予想(IFRS)を従来の1100億円の黒字から2000億円の黒字(前期は1130億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 在庫影響の良化に加え、堅調な国内石油製品マージン、原油価格・銅価格の上昇による上流事業の改善などが寄与する。

 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は889億円(前年同期比32.1%減)だった。新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外の石油、石油化学製品需要が大きく減少した。原油および天然ガスの販売価格低下も響いた。


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