後場コメント No.1  アイカ工、日本KFC、オンコリス、KDDI、JBCCHD、JR西日本

2020/12/02(水) 15:04
★12:32  アイカ工業-続伸 抗ウイルス剤練込メラミン化粧板の新型コロナウイルスに対する効果を確認
 アイカ工業<4206.T>が続伸。同社は2日11時30分、抗ウイルス剤練込メラミン化粧板「アイカウイルテクト」が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス効果がある旨の試験結果を得たと発表した。製品上の特定ウイルスの数を99%以上減少させるとしている。

★12:39  日本KFC-4日続伸 11月既存店売上高19%増 全店は19%増
 日本KFCホールディングス<9873.T>が4日続伸。同社は2日、11月次の既存店および全店(直営+FC)前年比実績を発表した。既存店売上高は前年同月比18.7%増、全店では18.9%増となった。10月はそれぞれ12.2%増、13.2%増となった。既存店の客数は同5.3%増、客単価は同12.7%上昇した。

★12:43  オンコリス-後場上げ幅拡大 テロメライシンの開発進ちょく状況を発表
 オンコリスバイオファーマ<4588.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日12時、テロメライシン(OBP-301)の開発について、ライセンス先である中外製薬<4519.T>の国内における肝細胞がん臨床試験の新たな進展を加えた進ちょく状況を発表した。

 中外製薬による食道がん対象の放射線化学療法併用Phase1臨床試験は、局所進行性の食道がん患者を対象に臨床試験開始に向け、2020年5月に臨床試験情報サイトへの掲載が行われるなど準備が進んでいるという。
 肝細胞がん対象としたテロメライシンの開発状況については、テロメライシンと抗PD-L1抗体アテゾリズマブを初めて併用する臨床試験を開始する予定としている。テロメライシンを単独で投与した際の安全性は、同社のフェーズ1臨床試験で検討済みとした。

★12:44  KDDI-後場下げ幅拡大 ドコモ メインブランドで月額2980円との報道を懸念
 KDDI<9433.T>が後場下げ幅拡大。FNNは2日11時55分、NTTドコモ<9437.T>が、携帯料金の新たな値下げプランについて、20GBで3000円以下という月額料金を軸に導入する方向で検討に入っていることがわかったと報じた。

 報道によれば、2021年春にも導入する方向で調整しているという。報道を受け、同社もメインブランドでの値下げが避けられないとの見方から売りが優勢となっている。ソフトバンク<9434.T>も安い。

★12:49  JBCCHD-続伸 クラウド移行のコスト削減効果測定できるサービス開始
 JBCCホールディングス<9889.T>が続伸。同社は2日、クラウドへ移行した場合のコスト削減効果を測定できる「Cloud Fitness」サービスを開始すると発表した。

 顧客が利用中のサーバーの構成およびコスト情報をウェブページに入力することで、同社がサーバーごとのリソースを可視化し、顧客が必要とする最適なクラウド構成を提示する。既存のインフラ基盤を利用し続けた場合とクラウドに移行した場合の5年間にかかる運用コストの差を提示することで、最適コストでの運用を実現するクラウド移行を提案するとしている。

★12:50  JR西日本-はらみ足から陽線を形成か、戻り売り圧力も強い価格帯へ~テクニカル分析
 西日本旅客鉄道<9021.T>が続伸。前日のはらみ足形成後、きょうは陽線で終えそうな雰囲気だ。一方、依然として一目均衡表などでは抵抗帯(雲)下での推移であることや、75日線が上値で控えている。8/3安値(4410円)を割り込まずに戻してきていることで、それらフシを超えられるかが焦点となる。当面は9月戻り高値(6011円)超えによる二番底形成に期待したいところだが、目先の戻り売り圧力も強そうだ。


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