前場コメント No.1 中外薬、サーバーワクス、フロイント、ブロッコリー、ローソン、良品計画

2021/01/12(火) 11:33
★9:00  中外製薬-買い気配 英政府 同社開発「アクテムラ」が「コロナに有効」と発表
 中外製薬<4519.T>が買い気配。9日付の日本経済新聞朝刊は、英政府が同社の開発したリウマチ治療薬について、新型コロナウイルス治療に有効だと発表したことを報じた。

 記事によれば、効果を確認したのは「トシリズマブ」(製品名アクテムラ)で、死亡リスクを24%減らし、入院期間も7~10日短縮できたもよう。全国の病院の集中治療室(ICU)で8日からトシリズマブを使用できるようにしたとしている。

★9:01  サーバーワークス-買い気配 1月15日付けで東証1部に市場変更
 サーバーワークス<4434.T>が買い気配。同社は8日、東京証券取引所の承認を受け、1月15日付けで現行の東証マザーズから同1部へ市場変更すると発表した。

★9:01  フロイント産業-4日続伸 3Q営業益4.2倍 補助金受け取りや経費削減が寄与
 フロイント産業<6312.T>が変わらず挟み4日続伸。同社は8日に、21.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は3.9億円(前年同期比4.2倍)だったと発表した。通期の会社計画10.0億円に対する進ちょくは39.1%。

 機械部門の損益が、米国子会社が米国政府によるコロナ対策の補助金約210万ドルを受け取ったほか、グループ全体として経費削減を図ったことにより、大幅に改善したことが寄与した。

★9:01  ブロッコリー-売り気配 3Q累計営業益35%増も通期予想据え置き
 ブロッコリー<2706.T>が売り気配。同社は8日、21.2期3Q累計(3-11月)の営業利益は8.3億円(前年同期比34.6%増)だったと発表した。通期進ちょく率は92.4%。

 主力コンテンツの「うたの☆プリンスさまっ♪」において、関連CDの売り上げが見込みを大きく上回った。オンラインライブの他社通販向けのグッズ卸し売りが好調だったことや、販管費を抑制できたことも寄与した。

 なお、高い進ちょく率に対して通期予想を据え置いたこともあり、株価は材料出尽くしで売られている。

★9:02  ローソン-急騰 3Q累計営業益28%減 通期進ちょくは92%
 ローソン<2651.T>が急騰。同社は8日、21.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が323.6億円(前年同期比37.9%減)だったと発表した。通期の会社計画350.0億円に対する進ちょくは92.4%。

 コンビニ事業において、リモートワークの広がりや外出機会の減少などによる客数・売上の減少が響いた。一方で成城石井事業は、巣ごもり需要などが寄与し2ケタのセグメント増益となった。

★9:02  良品計画-買い気配 1Q営業益132億円 衣服や雑貨が好調で黒字転換
 良品計画<7453.T>が買い気配。同社は8日、21.8期1Q(9-11月)の連結営業損益が131.5億円の黒字(前年同期は29.0億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは103.7億円の黒字。

 商品の価格の見直しを行い、パジャマ、肌着、靴下など衣服・雑貨が好調に推移。国内事業および東アジア事業が好調だった。


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