前場コメント No.7 ソニー、ライトアップ、サーバーワクス、ミサワ、ナガオカ、ドトル日レス

2021/01/15(金) 11:37
★9:59  ソニー-JPモルガンが投資判断引き上げ 2021年もトップピック
 ソニー<6758.T>が軟調。JPモルガン証券では、2021年もトップピックと指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価は11400円から15000円に引き上げた。

 2021年もセクタートップピックの位置づけと指摘。今回の目標株価引き上げは、バリュエーションの再考が主因であり、G&NS分野のマルチプルとコングロマリットディスカウント幅を見直したという。G&NS分野では、ARPPU上昇に支えられてROICは再び50%を越える見通しで、他のエンタテインメントプラットフォームと比べても極めて高いリターンをもたらすとみている。また、事業間協業の機会も増えており、エンタテインメント事業ではそのこと自体がIP価値創造における強みとなりつつある点も考慮した。今春発表の可能性が高い新3ヵ年中計では 1兆円前後の戦略投資枠が見込まれ、エンタテインメント分野への投資拡大もまた全社マルチプル上昇の蓋然性を高めると考えている。

★10:00  ライトアップ-急騰 2020年JDネット支援社数369社 11月は346社
 ライトアップ<6580.T>が急騰。同社は15日8時50分、主要KPIの月次進ちょく状況を発表した。2020年12月のJDネット支援者数は369社(11月は346社)。Jコンサル完了社数は103社(同94社)。Jシステム新規導入者数は45社(同45社)だった。

★10:00  サーバーワークス-大幅高 3Q累計営業益16%減 前四半期比では増益
 サーバーワークス<4434.T>が大幅高。同社は14日、21.2期3Q累計(3-11月)の営業利益が2.6億円(前年同期比15.9%減)だったと発表した。

 クラウドインテグレーションは、新型コロナウイルス感染症による営業活動の停滞、企業のIT投資の抑制などが影響し前期に受注したような大規模案件が発生せずプロジェクト単価が減少した。リセールは、既存顧客からの継続的な受注および大口顧客のAWS利用料の増加により、好調だった。

 四半期ベースでは3Q(9-11月)の営業利益は1.0億円と、2Q(6-8月)の同9000万円を上回った。

★10:01  ミサワ-急騰 通期最終益予想を上方修正 一転増益へ
 ミサワ<3169.T>が急騰。同社は14日、21.1期通期の連結純利益予想を従来の3.3億円から5.3億円(前期比3.1%増)に上方修正すると発表した。

 予想以上の予約販売増加により機会損失が回避できた。継続的な生産管理精度向上への取り組みにより適正在庫の維持ができたこと、セール商品の点数減少や粗利率改善なども寄与し、見通しを引き上げた。

★10:12  ナガオカ-急騰 中国子会社が5億円の大口受注 業績予想には織り込み済み
 ナガオカ<6239.T>が急騰。同社は14日、子会社である那賀設備(中国)は、スクリーン・インターナルを大口受注したと発表した。受注金額は3500万元(約5億円)としている。

 なお、同件は21.6期通期業績予想に織り込み済みとしている。

★10:13  ドトール日レス-急騰 3Q累計営業赤字29.3億円も赤字縮小を好感
 ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が急騰。同社は14日、21.2期3Q(3-11月)の連結営業損益は29.3億円の赤字(前年同期は83.1億円の黒字)だったと発表した。上期(3-9月)は32.3億円の赤字だったので、3Q(9-11月)は3.0億円の黒字だった。

 日本レストランシステムグループ・ドトールコーヒーグループとも緊急事態宣言に伴う店舗休業などの影響を受け、売り上げが激減した。コロナ関連の特別損失計上も響いた。

 なお、株価は3Q累計の赤字縮小を好感し、買われている。


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