前場コメント No.5 高島屋、メドレックス、イムラ封筒、Jパワー、ソフトバンクG、ラクス

2021/01/18(月) 11:34
★9:36  高島屋-3日ぶり反落 12月度の高島屋既存店計売上高は10%減
 高島屋<8233.T>が3日ぶり反落。同社は15日、12月度の高島屋既存店計の売上高は前年同月比9.7%減だったと発表した。インバウンドの大幅な減少が継続していることに加え、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う外出自粛などが響いた。

★9:36  メドレックス-続伸 マイクロニードルのアプリケータに関し日本で特許査定
 メドレックス<4586.T>が続伸。同社は15日、「マイクロニードルパッチアプリケータおよびそのハウジング」について、日本の特許庁より特許査定を受けたと発表した。

 同社のマイクロニードル技術の特長である高い穿刺(せんし)性および応力制御に関する基本技術の一つで、特許の有効期間は2036年までだという。日本以外にも中国で登録されており、今後は米国、欧州、インド、ブラジルでの権利化を目指すとしている。

★9:44  イムラ封筒-大幅反発 期末配当予想を増配 15円→20円に
 イムラ封筒<3955.T>が大幅反発。同社は15日、21.1期の期末配当予想を従来の15円から20円(前期末は15円)に増額すると発表した。

★9:48  Jパワー-反発 CO2貯留を浅い地盤で コスト削減へ=日経
 J-POWER(電源開発)<9513.T>が反発。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が二酸化炭素(CO2)を地中に貯留する新技術の開発を始めると報じた。

 記事によれば、従来の技術と比べ浅い地盤に特殊な状態でCO2を貯留することで、火力発電所などで生じるCO2を回収して貯留する費用を抑えるという。世界的に「脱炭素」の流れが強まる中、貯留技術を確立して産業のCO2排出削減につなげるとしている。

★9:53  ソフトバンクG-もみ合い 英衛星通信に再投資 取締役も派遣=日経
 ソフトバンクグループ<9984.T>がもみ合い。16日付の日本経済新聞朝刊は、同社が英衛星通信スタートアップのワンウェブに再投資すると報じた。

 記事によれば、ワンウェブが15日、同社など2社から新たに資金を調達し、総額14億ドル(約1450億円)の資本を確保できるようになったと発表したもよう。2020年3月に経営破綻したワンウェブは、現在は英政府とインド企業がそれぞれ5億ドルずつを拠出して再出発しており、同社などによる今回の投資金額は4億ドル規模とみられるとしている。

★9:59  ラクス-JPモルガンが目標株価引き上げ 来期は再び積極投資フェーズも相対的安心感強い
 ラクス<3923.T>が反発。JPモルガン証券では、来期は再び積極投資フェーズも相対的安心感強いと指摘。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価は750円から2000円に引き上げた。

 株価の相対的な安心感強いと指摘。更なる上値を追うには、クラウド事業のトップライン成長の更なる加速を確認したいところではあるものの、今期の大幅な投資抑制を踏まえると、短期的には期待しにくい印象という。一方、中長期的には、企業のDX加速が期待される中で、1) 「楽楽精算」をはじめ主力サービスの競争力の高さ、2) 証明された利益創出力、3) 高い成長率を維持することへのマネジメントの強い意思により、高いバリュエーションが警戒される同サブセクターにおける安心感は強いとコメント。これまで、上記のいずれの点も過小評価していたことを認めざるを得ず、中長期業績予想を大幅に引き上げている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 159.35 +1.23
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ