〔Market Flash〕不透明要因が増えた電線業界~SMBC日興

2021/01/21(木) 12:45
【12:45】不透明要因が増えた電線業界~SMBC日興  SMBC日興証券では、21.3期下期の電線各社の業績を取り巻く環境は、不透明要因が増加しているとコメント。半導体不足や物流の混乱などで自動車が減産となるリスクが浮上していることや、COVID-19の感染拡大の影響で光網整備の工事に遅延が生じているリスクがあることを指摘している。ただしSMBC日興では、いずれも一過性と見込んでおり、長期的には両事業は業績のけん引役になると考えている。特に地方の光網整備を積極化する米国に製造拠点を置く古河電工<5801.T>が注目されると予想。古河電工と住友電工<5802.T>に関しては、再生可能エネルギー向けの電力ケーブルの収益貢献も長期的には期待されるとコメントしている。 【10:30】WTI原油は現行の50ドル台前半で推移すると予想~野村  野村証券では原油価格の動向について考察している。WTI原油は20年10月末の1バレル35.8ドルを底に上昇へ転じ、21年1月には50ドル台に達したが、この動きは新型コロナのワクチン開発による原油需要の回復期待を反映したと推察している。世界原油の需給という観点からは、当面WTIは現行の50ドル台前半で推移すると野村では考えている。50ドル台前半を超えると、米国シェールオイルの増産ペースが加速する可能性が高まるとみられることをその背景に挙げている。 【9:40】医療機器ではテルモと朝日インテックに注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では医療機器セクターに関して、2021年は金融市場の緩和が続く想定のもと、株価は安定成長性や競争力が評価されて、引き続き底堅く推移すると考えている。株式市場が既にコロナ後の業績を織り込む中においては個社要因に着目し、今後の業績期待値が高まる銘柄に注目したいとコメント。コロナ禍で業績が悪化した相対的出遅れ銘柄や、コスト低減や先行投資回収など今後の収益性改善が期待できる銘柄に注目している。トップピックにはテルモ<4543.T>と朝日インテック<7747.T>を挙げている。 【8:45】寄り前気配はキヤノンMJ、ニチコン、日梱包、東電が高い気配値  主力株の寄り前気配では、キヤノンMJ<8060>12.79%、ニチコン<6996>10.05%、日梱包<9072>9.76%、東電<9501>8.76%、シャープ<6753>7.52%、ブラザー<6448>7.35%、TSテック<7313>7.20%、青山商<8219>7.00%などが高い気配値。  一方、スクエニHD<9684>-2.96%、東建物<8804>-2.88%、阪急阪神<9042>-2.61%、京成<9009>-2.60%、スズケン<9987>-2.56%、イオンモール<8905>-2.50%、日化薬<4272>-2.50%、阿波銀<8388>-2.47%などが安い気配値となっている。
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