後場コメント No.1 ベクトル、JNS、島津製、東芝、第一興商、TOTO

2021/01/21(木) 15:04
★12:30  ベクトル-5日続伸 「ドクターのための講演会プラットフォーム」を製薬会社2社にて導入開始
 ベクトル<6058.T>が5日続伸。同社は21日に、子会社であるメディカルテクノロジーズ(東京都港区)が、医療業界に特化したオンライン講演会・セミナープラットフォームサービス「ドクターのための講演会プラットフォーム」を開発し、製薬会社2社にて導入を開始すると発表した。

 「ドクターのための講演会プラットフォーム」では、オンライン講演会登壇者が配信を行う会場および機材の手配、講演会の企画構成から参加者登録管理、当日の運営、アフターフォローまでを、運営事務局がワンストップでサポートする。また、行動情報に特化したデータベースを構築し、マーケティングサポートにも応用することが可能としている。

★12:32  JNSHD-後場上げ幅拡大 子会社が暑熱対策ウェアラブルデバイスの設計開発・製造を受託
 JNSホールディングス<3627.T>が後場上げ幅拡大。同社は21日11時30分、子会社であるJENESISが、ミツフジ(京都府精華町)の提供する暑熱対策ウェアラブルデバイスの設計開発・製造を受託したと発表した。

 昨今の気温上昇に加えてマスク着用により暑熱リスクが高まっており、高温多湿化で働く従業員やスポーツでの対策が重要な社会課題になっているという。

 今回受託したデバイスは、心拍情報から深部体温上昇変化が推測できるアルゴリズムを応用し、着用者の心拍情報を取得することで暑熱環境下でのリスクを可視化することが可能になるとしている。

★12:32  島津製作所-底堅い 新型コロナウイルスPCR検査試薬キットの海外輸出開始
 島津製作所<7701.T>が底堅い。同社は21日に、新型コロナウイルス検出試薬キットの海外販売を本格化すると発表した。

 1月19日にシンガポールの健康科学庁から販売の暫定承認が得られ、2月上旬からアジア・オセアニア地域の統括会社Shimadzu(Asia Pacific)を通じて東南アジアに輸出するとしている。

★12:34  東芝-3日続伸 クラウド型OCR「AI OCR 文字認識サービス」のV2.5提供開始
 東芝<6502.T>が3日続伸。同社グループの東芝デジタルソリューションズは21日、クラウド型OCR「AI OCR 文字認識サービス」の新バージョンとして、文字認識精度を業界最高水準レベルに進化させた「AI OCR 文字認識サービス V2.5」の提供を同日から開始すると発表した。

 V2.0以降の学習手法や学習データの改良に加え、ディープラーニング技術の適用範囲を、文字認識から画像処理(罫線除去や取り消し線・訂正印判別)に拡大させるなどの技術進化を継続させることで、訂正印や画像劣化など幅広いバリエーションの帳票の読み取りにも対応したとしてる。

★12:37  第一興商-3日続伸 デリバリー専門店「台北キッチン」と「壱の巧」オープン
 第一興商<7458.T>が3日続伸。同社は20日、デリバリー専門店の新業態として、台湾屋台料理専門店「台北キッチン」と焼き肉弁当専門店「壱の巧」をオープンすると発表した。

 同社は2020年9月に唐揚げ専門店「壱の唐揚げ」をオープンして以来、デリバリー専門店を順次増やしてきたという。これまではデリバリーサービス「Uber Eats」にて利用できたが、今回より新たに出前館<2484.T>でも注文できるようになったとしている。

★12:41  TOTO-続伸 各国スタートアップと組みデジタルイノベ推進と報じられる
 TOTO<5332.T>が続伸。21日付の化学工業日報は、同社が米国をはじめとする各国のスタートアップと組み、AIおよびIoTを自社製品に搭載することでデジタルイノベーションを推進すると報じた。

 記事によれば、すでに座るだけで健康指標が取得できる「ウエルネストイレ」のコンセプトができあがっており、同社の中村良次デジタルイノベーション推進本部長は「数年内に日本を含めグローバル市場に投入したい」と述べたという。

 これに併せて、各国での需要性や必要とされるデータを調査・精査し、販売戦略の構築につなげていくとしている。


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