前場コメント No.3 セーラー、富士フイルム、ips、シンバイオ、ラクス、ミナトHD

2021/02/22(月) 11:30
★9:09  セーラー万年筆-買い気配 今期営業黒字1.1億円見込む 射出成形機用取出ロボットに注力
 セーラー万年筆<7992.T>が買い気配。同社は19日、21.12期通期の連結営業損益予想を1.1億円の黒字(前期は7500万円の赤字)だと発表した。

 射出成形機用取出ロボットについて、その汎用性を生かして、新型コロナウイルス感染症対策に関連した医療機器業界へのアプローチ強化、地球温暖化対策関連業界へのアプローチ強化を進める。

 20.12期通期の連結営業損益は7500万円の赤字(前の期比2100万円の赤字)だった。新型コロナの影響により文具事業が低調だった。ロボット機器事業は前期比52%のセグメント増益となった。

★9:09  富士フイルム-反発 アビガン治験再実施 国内で4月にも=日経
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が反発。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社が新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」を巡り、4月にも国内で臨床試験(治験)を再び実施する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、国内で承認されたコロナ治療薬は「レムデシビル」など海外で開発された2例のみで、政府は2020年12月に有効性の判断が難しいとしてアビガン承認を一度見送っている。再審査は10月メドの治験終了後になる可能性があるとしている。

★9:09  ips-急騰 フィリピン国内海底ケーブルシステムの共同建設に向けた海洋調査を実施
 ips<4390.T>が急騰。同社は19日、連結子会社のInfiniVANを通じて、フィリピンの通信事業者2社と共同にてルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島を結ぶフィリピン国内海底ケーブルシステムの建設に必要な海洋調査を本格的に実施すると発表した。

 フィリピン国内海底ケーブルシステムの完成は2022年8月を予定しており、サービス提供に必要な陸上部分の回線や伝送装置などへの投資を予定している。

★9:12  シンバイオ製薬-急騰 BR療法による第3相臨床試験の試験結果を発表
 シンバイオ製薬<4582.T>が急騰。同社は22日8時30分、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(「再発または難治性DLBCL」)を対象とする抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」とリツキシマブの併用(BR療法)による第3相臨床試験の試験結果について、すぐれた有効性を示したと発表した。

 20日に第18回日本臨床腫瘍学会学術集会にて、同試験結果を発表。第3相臨床試験の主な有効性評価結果(38症例)のうち、奏効率は76.3%、完全祐寛解率は47.4%、全生存期間の中央値は29.2カ月となった。

★9:13  ラクス-急騰 3月11日付けで東証1部に市場変更 売り出しも実施
 ラクス<3923.T>が急騰。同社は19日、東京証券取引所の承認を受け、3月11日付けで、現行の東証マザーズ市場から同1部へ市場変更すると発表した。

 併せて、同社代表取締役社長の中村崇則氏らを売出人とする620万7800株の売り出し、並びに上限93万1100株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 
 発行条件は3月2日~3月4日のいずれかの日に決める。なお、株価は市場変更を好感した買いが優勢となっている。

★9:13  ミナトHD-急騰 8万株・3000万円を上限に自社株買い 割合は1.03%
 ミナトホールディングス<6862.T>が急騰。同社は19日、8万株・3000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月22日~6月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.03%となる。

★9:13  ミナトHD-急騰 株主優待制度を一部変更 子会社商品の選択も可能に
 ミナトホールディングス<6862.T>が急騰。同社は19日、株主優待制度を一部変更すると発表した。従来の内容に加えて、同社が2020年8月に子会社化したプリンストンが取り扱う商品も選べるようになるとしている。


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