後場コメント No.3 バンナムHD、蝶理、ジモティー、サイバエージ、東映、住友不

2021/03/01(月) 15:03
★13:23  バンナムHD-反発 北米アミューズメント施設事業から撤退
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が反発。同社は1日、北米でのアミューズメント施設事業から撤退すると発表した。

 コロナ禍での施設の休業などにより同事業は大きな影響を受けており、今後も厳しい市場環境の継続が予想されるという。各事業との連携が困難な現状を踏まえ、同事業を譲渡することで撤退を決めた。

 これについて、アミューズメント施設事業を行う会社3社に同事業を譲渡するとしており、リアルエンターテインメント事業の構造改革に伴う費用130億円を特別損失として計上する。譲渡先は非公開。なお、21.3期の通期業績予想には織り込み済みとしている。

★13:29  蝶理-大幅高 住友商事子会社のスミテックス・インターナショナルを買収
 蝶理<8014.T>が大幅高。同社は2月26日、スミテックス・インターナショナルの発行済株式の全株式を住友商事<8053.T>より取得し、子会社化すると発表した。

 スミテックス・インターナショナルの伝統的な取扱いの綿から、同社が優位性の持つ化合繊に亘る主要繊維原料の総合展開が可能となること、「蝶理オリジナル商材」のスミテックス・インターナショナルの取引先へ提案できること、および両社が有するグローバルなアパレル生産基盤の共有による競争力が強化できること、などのシナジー効果獲得が可能となり、両社の企業価値の増大に資するとしている。

★13:35  ジモティー-底堅い 神奈川県中郡大磯町とリユースに関する協定締結
 ジモティー<7082.T>が底堅い。同社は1日13時、循環型社会の実現に向け、神奈川県中郡大磯町とリユースに関する協定を締結したと発表した。

 今回の協定締結では、地域の中でのリユース活動を促進したいという大磯町のニーズと同社の理念が一致し、実現に至ったという。今後はリユース活動の促進に向けた啓発活動だけでなく、同社を通じてごみ減量に関する実証事業などを実施する予定としている。

★13:40  サイバーエージェント-大幅高 スマホ向けゲーム「ウマ娘プリティダービー」セルラン1位を好感
 サイバーエージェント<4751.T>が大幅高。同社傘下のCygamesが開発したスマホ向けゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」が、AppStoreアプリセールスランキングにおいて、2月26日、27日、28日と3日間にわたって1位となったことが好感されている。

 同作品は2月24日から配信開始。3月1日12時50分時点では、同セールスランキング2位となっている。

★13:45  東映-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 海外映像・版権拡販から利益予想増額も株価はほぼ妥当
 東映<9605.T>が堅調。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、海外映像・版権拡販から利益予想増額も株価はほぼ妥当と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は17900円から22400円に引き上げた。

 21/3期~25/3期の営業利益予想を5期共に上方修正。理由は、(1) 映像関連(主因:世界的なアニメ・モバイルゲーム需要拡大及び新規ヒット作効果から海外映像・版権の拡販)、(2) 興行関連(同:営業正常化及びヒット作効果から映画館収入の改善・回復)の利益予想を増額したためという。

★13:45  住友不動産-SMBC日興が目標株価引き上げ オフィス空室率は上昇も着実な利益成長は続くと予想
 住友不動産<8830.T>が反発。SMBC日興証券では、オフィス空室率は上昇も着実な利益成長は続くと予想。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は3500円から3900円に引き上げた。

 21/3期3Q決算を踏まえ業績予想を修正。21/3期は一部コロナ影響も生じたが、主力のオフィス賃貸や分譲マンション販売は総じて堅調に推移。会社計画上振れ達成を予想している。22/3期以降は既存オフィスの空室率上昇を予想も、足元の受注・販売回復に伴うリフォーム・仲介事業の利益回復や新規開発PJの収益寄与により増益基調を維持できると予想している。


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