後場コメント No.1 小林洋行、富士通、マイネット、インソース、ユタカ技研、アンジェス

2021/04/02(金) 15:12
★12:31  小林洋行-後場プラス転換 3月の商品先物取引売買高は前月比30%増
 小林洋行<8742.T>が後場プラス転換。同社は2日12時、3月の月間売買実績(速報値)を発表し、商品先物取引売買高は前月比30.4%増、金融商品取引売買高は同32.7%増だった。

★12:33  富士通-続伸 超伝導量子コンピュータ実用化に向け連携センター開設 理研共同
 富士通<6702.T>が続伸。同社は1日、理化学研究所と共同で、超伝導量子コンピュータの実用化に向けて同日に設置した「量子コンピュータ研究センター」内に「理研RQC-富士通連携センター」を開設したと発表した。

 同連携センターでは、伝導量子コンピューティングの実用化に向け、1000量子ビット級への大規模化を可能とする、ハードウェア、ソフトウェア技術の開発や、実機を活用したアプリケーションの研究開発を行うという。

 両者はこの研究開発におい、各技術レイヤーの研究を総合的かつ効率的に推し進め、求解が困難な社会課題の解決に貢献する、誤り耐性のある超伝導量子コンピュータの実現に向けた基盤技術の開発を目指すとしている。

★12:36  マイネット-4日続伸 同社出資のCryptoGamesがCoincheck NFT(β版)でカード販売
 マイネット<3928.T>が4日続伸。同社が出資するCryptoGamesは2日12時2分、マネックスグループ<8698.T>傘下のコインチェックが運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」において、「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」の新規レジェンドカード(NFT)である「暗黒神話ヨグ=ソトース」19枚を販売したと発表した。

 販売開始の4月1日20時から順次出品され、出品から5秒間以内に全てのカードが購入され、販売開始から約6分で全てのカードが完売したとしている。マネックスグループも高い。

★12:38  インソース-大幅高 東京都職員のICT職専門研修(基礎)実施委託を落札
 インソース<6200.T>が大幅高。同社は2日11時50分、100%子会社のインソースデジタルアカデミーが、東京都職員のICT職専門研修(基礎)実施委託を落札し、4月から研修をスタートすると発表した。

 同社グループでは、官公庁のデジタル化を支援する研修を数多く開発、DX関連研修を年間受講者数628名、119組織の官公庁に対し実施している。

★12:41  ユタカ技研-大幅安 21.3期最終損益予想を下方修正 赤字幅が拡大 減損響く
 ユタカ技研<7229.T>が大幅安。同社は1日、21.3期通期の連結純損益予想を従来の20.0億円の赤字から27.0億円の赤字(前の期は10.5億円の黒字)に下方修正すると発表した。固定資産の収益性が低下したことに伴い、減損損失を計上することが響く。


★12:47  アンジェス-6日ぶり反発 希少遺伝性疾患検査を主目的とした衛生検査所を開設
 アンジェス<4563.T>が6日ぶり反発。同社は1日、川崎生命科学・環境研究センター(神奈川県川崎市)に衛生検査所を開設したと発表した。

 同衛星検査所では、希少遺伝性疾患検査を主目的とし、当面、「希少疾患の医療と研究を推進する会(CReARID)」が展開する「オプショナルスクリーニング」事業の規模拡大、対象疾患の拡充をサポートする活動を実施するとしている。


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