前場コメント No.1 オキサイド、メルカリ、ソフトバンクG、大有機、霞ヶ関キャ、商船三井

2021/04/05(月) 11:33
★9:00  オキサイド-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前6600円
 光学分野の酸化物単結晶、光部品、レーザー光源、計測装置などの開発・製造・販売を行うオキサイド<6521.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格2800円の買い気配で始まり、差し引き約32万株の買い越し。直前の寄り前気配は6600円前後だった。

 主幹事は野村証券で、公開株数は124万5300株。物質・材料研究機構(NIMS)発の酸化物単結晶ベンチャー。がん診断用PET(陽電子放射断層撮影)検査装置やシリコンウエハーの品質検査装置など光を使った計測分野の装置や光学製品向けに、酸化物単結晶や光部品、レーザー光源、光計測装置などの光学関連製品を開発・製造・販売している。

★9:01  メルカリ-買い気配 暗号資産子会社メルコイン設立
 メルカリ<4385.T>が買い気配。同社は2日、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うことを目的に、子会社メルコインを設立すると発表した。今後、暗号資産交換業者の新規登録申請を行う予定としている。

★9:01  ソフトバンクG-5日続伸 米テンポの資金調達主導 1億ドル超と報じられる
 ソフトバンクグループ<9984.T>が5日続伸。ブルームバーグは3日10時27分、ホームフィットネス事業のスタートアップ企業である米テンポが、同社の主導する1億ドル(約110億円)を超える資金調達ラウンドをまとめつつあることについて、ジ・インフォメーンの取材により明らかになったと報じた。

 記事によれば、テンポの企業価値がどの程度に評価されているは分かっていないが、関係者の1人は10億ドル未満と見込まれるようだ。テンポは米ペロトン・インタラクティブの競合だという。なお、テンポはコメント要請に応じず、同社はジ・インフォメーションに対してコメントを控えたとしている。

★9:02  大阪有機化学-買い気配 1Q営業益37%増 自動車向け材料が回復 半導体向け原料も好調
 大阪有機化学工業<4187.T>が買い気配。同社は2日、21.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は15.3億円(前年同期比36.9%増)だったと発表した。化成品事業で自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用を中心に販売が回復した。電子材料事業において、半導体向けに主力であるArFレジスト用原料の販売が引き続き好調だったことなども寄与した。

★9:02  霞ヶ関キャピタル-売り気配 上期最終赤字転落 売上高は2.5倍
 霞ヶ関キャピタル<3498.T>が売り気配。同社は2日、21.8期上期(9-2月)の連結純損益は5500万円の赤字(前年同期は1100万円の黒字)だったと発表した。事業成長のための積極的な人員採用費や、増床によるオフィス移転に伴う販管費の増加などが響いた。

 21.8期上期(9-2月)の連結売上高は66.6億円(前年同期比2.5倍)だった。不動産コンサルティング事業において、販売用不動産や開発用地の売却が好調に推移したことが寄与した。

 なお、株価は上期赤字転落を嫌気し、売りが優勢となっている。

★9:02  商船三井-買い気配 通期経常益を上方修正 前期比2.2倍
 商船三井<9104.T>が買い気配。同社は2日、21.3期通期の連結経常利益予想を従来の950億円から1200億円(前期比2.2倍)に引き上げると発表した。

 持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESSの業績が、旺盛な輸送需要と堅調な運賃市況を背景に前提を大きく上回ったことから、前回予想を上回る見通し。


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