前場コメント No.4 日野自、カネカ、フェリシモ、東芝、GMO、DmMiX

2021/04/08(木) 11:31
★9:21  日野自動車-JPモルガンが投資判断引き上げ インドネシアの循環回復と 水素の長期成長ポテンシャルを織込む
 日野自動車<7205.T>が続伸。JPモルガン証券では、インドネシアの循環回復と水素の長期成長ポテンシャルを織込む。投資判断は「Neutral」→「Overweight」に引き上げ、目標株価を1000円から1300円に引き上げた。

 トラックでのゼロエミッション化が不可避の中、燃料電池(FCV)を含めた電動化戦略は妥当と考えられ、トヨタが構築を目指す水素エコシステムの中で、グループの商用車メーカーとしてその一翼を担うとしている。循環的には主力のインドネシアトラック市場の回復に着目。政府主導のインフラ投資拡大に伴い、大型トラックでシェア6割を誇るため恩恵は大きいという。過去3ヶ月で株価は競合対比でアンダーパフォームするなどリスクリワードは好転しつつあるとコメントしている。

★9:23  カネカ-三菱UFJMSが投資評価引き上げ コンセンサス超の業績や「GREEN PLANET」を評価
 カネカ<4118.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、コンセンサス超の業績や「GREEN PLANET」を評価。レーティングは「Underweight 」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は2460円から5600円に変更した。

 21/3期は1Qに大幅な減益となったものの、2Q以降は想定以上の回復を示したと指摘。Material SU(ソリューションユニット)においては、医療用手袋向けのペースト塩ビなどが大きく寄与したとみている。22/3期は、Material SUに加え、QoL SUも増益が期待できることから、営業利益はBloombergコンセンサス331億円を上回ると予想。ESGや SDGsの観点からは、100%植物由来の生分解性ポリマーPHBH「Green Planet」に注目している。競合企業並みの単価設定であれば、「Green Planet」は売上高営業利益率20%超が実現可能とみている。

★9:24  フェリシモ-急落 今期営業益75%減見込む 前期は4.9倍
 フェリシモ<3396.T>が急落。同社は7日、22.2期通期の連結営業利益予想は3.8億円(前期比74.9%減)、年間配当予想は5円(前期は15円)と発表した。

 前期は巣ごもり消費に伴う売り上げ増加があったものの、新型コロナウイルス感染症の収束が不透明な状況を踏まえ、今期は見込まないこととした。この環境下で、経営基盤構築のために戦略的な投資を行うとしている。

 21.2期通期の連結営業利益は15.0億円(前の期比4.9倍)だった。巣ごもり消費によるオンライン通販の拡大を追い風に、定期便事業が好調だったことが寄与した。

★9:30  東芝-大幅高 CVCらの買い取り価格1株当たりおよそ5000円を提示と伝わる
 東芝<6502.T>が大幅高。NHKは8日、同社に対し買収を提案した投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズらが、株式の買い取り価格として1株当たりおよそ5000円を提示していたことがわかったと報じた。

 報道によれば、同社は買収が経営に及ぼす影響について、社内に専門のチームを設けて検討を急ぐとしている。

★9:34  GMOインターネット-もみ合い NFT事業に参入 アート作品などの流通に=日経
 GMOインターネット<9449.T>がもみ合い。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社グループが「非代替性トークン(NFT)」を活用した事業へ参入すると報じた。

 記事によれば、希少性が証明されたアートや音楽作品などの流通プラットフォームを数カ月以内に構築することをめざすもよう。ブロックチェーン(分散型台帳)と関係の深い暗号資産事業で実績のあるGMOの参入で、国内でも一般向けにNFTの活用が進む可能性があるとしている。

★9:34  DmMiX-もみ合い 貸借銘柄に選定 8日売買分から実施
 ダイレクトマーケティングミックス<7354.T>がもみ合い。同社は7日、同社株が新たに貸借銘柄に選定されたと発表した。8日売買分から実施される。


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