前場コメント No.8 QDレーザ、天昇電、三栄建築、MonotaRO、H2Oリテ、ビックカメラ、西武HD、インフォマート

2021/04/13(火) 11:35
★10:41  QDレーザ-SMBC日興が新規に「アウトパフォーム」 社会的意義のある半導体レーザ企業賭して評価
 QDレーザ<6613.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、社会的意義のある半導体レーザ企業賭して評価。投資判断は新規に「1(アウトパフォーム)」、目標株価は1750円で設定した。

 半導体レーザ、光学設計技術を背景に製品化されたアイウェアの拡販本格化により黒字化への確度は高まってきていると考えている。これまでのスマートグラス等とは一線を画す特徴的なアイウェアにより弱視患者のQOLの改善に寄与する企業であるという。今後のカタリストとしてはこれまで開発費等がかさんでいたこともあり、営業赤字を続けてきたレーザアイウェア事業の黒字転換が確認されること、さらなる販路拡大となる企業とのパートナーシップの締結、欧米での医療機器認定の取得等を考えている。

★10:42  天昇電気工業-一時ストップ高 新型コロナワクチン接種開始で医療廃棄物関連に動意
 天昇電気工業<6776.T>が一時ストップ高。複数メディアで12日、高齢者へのコロナワクチン接種が同日から開始されたと報じられたことが手がかり。

 NHKは13日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者への優先接種について、初日は全国で少なくとも1100人余りが接種を受けたことが厚生労働省のまとめで分かったと報じた。厚生労働省は今後、自治体への配送量を増やし、ことし6月中には対象の高齢者全員が2回接種できる量を配送する見通しだとしている。

 ワクチンの優先接種がはじまったことで、医療廃棄物が増加するとの見方から、関連銘柄である同社に買いが入っている。

★11:00  三栄建築設計-4日ぶり大幅反発 上期経常益58%増 戸建分譲販売が伸びる
 三栄建築設計<3228.T>が4日ぶり大幅反発。同社は12日、21.8期上期(9-2月)の連結経常利益は43.1億円(前年同期比57.9%増)だったと発表した。

 主力である不動産分譲事業の戸建分譲販売件数が前年同期比で大きく増加した。過年度分の消費税還付、新型コロナウイルス感染症に関する政府からの助成金などを営業外収益として計上したことも寄与した。

★11:03  MonotaRO-大幅に3日続落 3月度の売上高28%増
 MonotaRO<3064.T>が大幅に3日続落。同社は12日、3月度の売上高は168億4300万円(前年同月比27.8%増)だったと発表した。2月は136億3900万円(同18.4%増)だった。ただし株価は、証券会社の目標株価引き下げなどもあり、売りが優勢となっている。

★11:04  H2Oリテイリング-大幅高 Imagrと画像認識AIカートの実用化に向けた契約締結
 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が大幅高。同社は12日、ニュージーランドのImagr(イマジャー社)と、「画像認識AIカート」の本格運用に向けた実用化サービス契約を締結したと発表した。

 同社、イマジャー社、東芝テック<6588.T>の3社共同で、店舗での実証実験を本格的に開始するとしている。

★11:05  ビックカメラ-続落 上期営業益34%増も材料出尽くし
 ビックカメラ<3048.T>が続落。同社は12日、21.8期上期(9-2月)の連結営業利益は103億円(前年同期比33.8%増)に上方修正すると発表した。

 都市近郊を中心に事業を行う傘下のコジマ<7513.T>が、テレワークなどによる商圏内の昼間人口増加などを背景に販売を伸ばした。同じく傘下である日本BS放送<9414.T>の業績も寄与した。

 なお、同社は5日に上期および通期の業績修正を発表していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★11:13  西武HD-底堅い 西武ゆうえんち5月19日リニューアルし開業 ゴジラ・ザ・ライドなど新たに登場
 西武ホールディングス<9024.T>が底堅い。同社は13日11時、刀(大阪府大阪市)と協業してリニューアルを進めている、新しい「西武園ゆうえんち」のグランドオープンを5月19日に決定したと発表した。

 大型ライド・アトラクションや新発表エリアの詳細について決定し、大怪獣「ゴジラ」をテーマにした世界初のライド・アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」などが新たに登場するとしている。

★11:14  インフォマート-急伸 外食産業をDX支援する新システム レシピをデジタル化
 インフォマート<2492.T>が急伸。同社は13日11時、外食産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する新システム「メニューplus」をリリースしたと発表した。
 
 飲食店のメニューレシピ情報は紙やエクセルで管理されており、煩雑になっている現状があるという。「メニューplus」では、直感的に操作可能なユーザーインターフェイスの大幅改善や、レシピ作成をアシストする機能の搭載など、メニューのレシピ作成から管理・共有までの作業工程をデジタル化するとしている。


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