前場コメント No.2 ファルテック、ヒップ、新電工、住友ベ、クボタ、ゲンキー
★9:03 ファルテック－買い気配 21.3期営業益予想を上方修正 自動車生産・販売が堅調
ファルテック<7215.T>が買い気配。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の13億円から19億円（前の期比12％減）に上方修正すると発表した。自動車生産、販売が堅調に推移したなかで、利益率の高い製品の売上高構成比が上がったこと、原価低減を進めたことなどが寄与する。
ファルテック<7215.T>が買い気配。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の13億円から19億円（前の期比12％減）に上方修正すると発表した。自動車生産、販売が堅調に推移したなかで、利益率の高い製品の売上高構成比が上がったこと、原価低減を進めたことなどが寄与する。
★9:04 ヒップ－買い気配 21.3期営業益予想を上方修正 経済活動再開で稼働時間改善 販管費抑制も寄与
ヒップ<2136.T>が買い気配。同社は20日、21.3期通期の営業利益予想を従来の1.8億円から2.6億円（前の期比53.9％減）に、期末配当予想を24円から30円（20.3期末は24円）に引き上げると発表した。
経済活動の再開により一部地域において想定よりも稼働時間の改善が進んだほか、技術者のスキルに応じた継続的な契約交渉の推進によって技術料金が上昇した。経費活用の見直しによる販管費の抑制も寄与する。
ヒップ<2136.T>が買い気配。同社は20日、21.3期通期の営業利益予想を従来の1.8億円から2.6億円（前の期比53.9％減）に、期末配当予想を24円から30円（20.3期末は24円）に引き上げると発表した。
経済活動の再開により一部地域において想定よりも稼働時間の改善が進んだほか、技術者のスキルに応じた継続的な契約交渉の推進によって技術料金が上昇した。経費活用の見直しによる販管費の抑制も寄与する。
★9:05 新光電気工業－3日続落 21.3期最終益を上方修正 テレワーク特需が寄与
新光電気工業<6967.T>が3日続落。同社は20日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の134.0億円から180.0億円（前期比6.7倍）に引き上げると発表した。
テレワーク、オンライン学習の拡大などを背景として、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売上が想定を超えて増加し、採算性が向上した。また、為替相場が想定レートより円安で推移し、為替差益25億円を計上する見込みから、前回予想を上回る見通し。なお、株価は地合いに連れ安している。
新光電気工業<6967.T>が3日続落。同社は20日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の134.0億円から180.0億円（前期比6.7倍）に引き上げると発表した。
テレワーク、オンライン学習の拡大などを背景として、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売上が想定を超えて増加し、採算性が向上した。また、為替相場が想定レートより円安で推移し、為替差益25億円を計上する見込みから、前回予想を上回る見通し。なお、株価は地合いに連れ安している。
★9:06 住友ベークライト－続落 21.3期最終益予想を上方修正も織り込み済み
住友ベークライト<4203.T>が続落。同社は20日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の110億円から130億円（前の期比44.7％増）に、期末配当予想を30円から45円（20.3期末は30円）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは116億円。
連結子会社2社において減損損失を計上するものの、半導体関連材料の販売が一段と増加したことや、高機能プラスチックの自動車・エレクトロニクス向け販売がアジア市場で想定を超えて増加したこと、全社的なコスト削減活動などが寄与する。
しかし、好調な事業環境は株価に織り込み済みとの見方もあり、売りが優勢となっている。
住友ベークライト<4203.T>が続落。同社は20日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の110億円から130億円（前の期比44.7％増）に、期末配当予想を30円から45円（20.3期末は30円）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは116億円。
連結子会社2社において減損損失を計上するものの、半導体関連材料の販売が一段と増加したことや、高機能プラスチックの自動車・エレクトロニクス向け販売がアジア市場で想定を超えて増加したこと、全社的なコスト削減活動などが寄与する。
しかし、好調な事業環境は株価に織り込み済みとの見方もあり、売りが優勢となっている。
★9:06 クボタ－続落 1100万株・200億円を上限に自社株買い 割合は0.9％
クボタ<6326.T>が続落。同社は20日、1100万株・200億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は4月21日～12月15日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.9％となる。
しかし、株価は軟調な地合いに連れ安している。
クボタ<6326.T>が続落。同社は20日、1100万株・200億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は4月21日～12月15日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.9％となる。
しかし、株価は軟調な地合いに連れ安している。
★9:07 ゲンキー－続落 3Q累計営業益90％増 ディスカウント戦略や新規出店など寄与
Ｇｅｎｋｙ ＤｒｕｇＳｔｏｒｅｓ<9267.T>が続落。同社は20日、21.6期3Q累計（6月21日-3月20日）の連結営業利益が46.5億円（前年同期比90.2％増）だったと発表した。
3Qの既存店売上高は前年同四半期比5.8％増だった。ディスカウント戦略や新規出店による増収も寄与した。なお、株価は地合いに連れ安している。
Ｇｅｎｋｙ ＤｒｕｇＳｔｏｒｅｓ<9267.T>が続落。同社は20日、21.6期3Q累計（6月21日-3月20日）の連結営業利益が46.5億円（前年同期比90.2％増）だったと発表した。
3Qの既存店売上高は前年同四半期比5.8％増だった。ディスカウント戦略や新規出店による増収も寄与した。なお、株価は地合いに連れ安している。
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