前場コメント No.5 住友重、ヤオコー、IRJHD、ソフトマックス、セリア、レノバ

2021/05/11(火) 11:37
★9:10  住友重機械-4日続伸 今期営業益500億円見込む 期末配当予想を11円増額
 住友重機械工業<6302.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を500.0億円だと発表した。なお、今期より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、対前期増減率は記載していない。市場コンセンサスは540.0億円。

 為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=125円を前提としている。

 21.3期通期の連結営業利益は513.4億円(前の期比9.6%減)だった。建設機械部門や船舶部門が低調だった。

 また、21.3期の期末配当予想を45円から56円(前の期は35円)に修正すると発表した。

★9:10  ヤオコー-続落 今期営業益1%減見込む 市場コンセンサス下回る
 ヤオコー<8279.T>が続落。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を223.0億円(前期比0.7%減)だと発表した。市場コンセンサスは236.9億円。

 2021年2月1日付で設立した連結子会社「フーコット」による新業態の1号店の開設を計画している。

 21.3期通期の連結営業利益は224.6億円(前の期比13.0%増)だった。巣ごもり需要が寄与した。

 また、21.3期の期末配当予想を32.5円から創業130周年記念配当13円を含む53.0円(前の期は35.0円)に修正すると発表した。年間配当は85.0円(前の期は65.0円)となる。

★9:11  IRジャパン-急騰 今期営業益47%増見込む 前期は13%増
 アイ・アールジャパンホールディングス<6035.T>が急騰。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を60.0億円(前期比47.0%増)だと発表した。市場コンセンサスは84.2億円。

 大型プロジェクトの受託を増加させ、かつ新設のJOIB社がFAの中枢業務のエグゼキューション業務を受託すると見込んでいる。

 21.3期通期の連結営業利益は40.8億円(前の期比12.5%増)だった。事前の下方修正と同水準で着地した。

★9:12  ソフトマックス-急騰 1Q営業益2.6倍 増収やコスト削減が寄与
 ソフトマックス<3671.T>が急騰。同社は10日に、21.12期1Q(1-3月)の営業利益は2.9億円(前年同期比2.6倍)だったと発表した。上期の会社計画1.4億円を1Q時点で上回っている。

 売上高の増加に加え、ハードウェア仕入や外注費などのコスト削減により売上総利益率が5.2ポイント上昇したことが寄与した。

★9:12  セリア-3日続伸 今期営業益3%増見込む 前期は21%増
 セリア<2782.T>が変わらずを挟んで3日続伸。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を220.0億円(前期比3.4%増)だと発表した。市場コンセンサスは223.2億円。

 巣ごもり需要の一巡を見込み、業績予想の前提を、既存店売上高の前年比99.2%(上期99.4%、下期98.9%)とした。

 21.3期通期の連結営業利益は212.7億円(前の期比20.8%増)だった。既存店売上高が前期を上回ったことが寄与した。販管費率の低下により、売上高営業利益率が10.6%(前の期は9.7%)となったことも利益を押し上げた。

★9:12  レノバ-5日ぶり反発 今期最終益56%減見込む 前期は3.3倍
 レノバ<9519.T>が5日ぶり反発。同社は10日、22.3期通期の連結純利益予想(IFRS)は51.0億円(前期比55.7%減)と発表した。

 苅田バイオマスおよび軽米尊坊ソーラーの運転開始などによる大幅な増収を見込む一方、利益面では先行投資の拡大、徳島津田バイオマスの連結化に伴う段階取得差益のはく落などが響く。

 21.3期通期の連結純利益は115億円(前の期比3.3倍)だった。前の期から売電を開始した大規模太陽光3事業の収益や、徳島津田バイオマスの連結化に伴う段階取得差益などが寄与した。


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