上村工業-後場急騰 今期営業益12%減見込むも自社株買いと株式分割を好感

2021/05/14(金) 13:37
 上村工業<4966.T>が後場急騰。同社は14日13時20分、22.3期通期の連結営業利益予想は84.0億円(前期比11.5%減)、年間配当予想は90円と発表した。  半導体やカーエレクトロニクス分野へのめっき薬品・環境規制に対応しためっき薬品の開発・販売体制を強化する。新たな機能を備えコスト競争に対応できる機械ビジネスの構築に取り組むとしている。  21.3期通期の連結営業利益は94.9億円(前の期比25.9%増)だった。会社計画78.0億円を上回る着地となった。表面処理用資材事業について、5G関連、在宅向けパソコン、データセンター向けの需要拡大により主力のプリント基板用およびパッケージ基板用めっき薬品の販売が好調に推移した。徹底したコストダウンやテレワーク導入による生産性向上なども寄与した。  なお、今期は減益見通しではあるものの、前期実績の上振れに加え、同時に発表した株式分割と上限20億円の自社株買いを好感した買いが優勢となっている。
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