前場コメント No.4 パンパシHD、MonotaRO、夢隊、マナック、アクシージア、IIJ

2021/06/11(金) 11:46
★9:27  パンパシHD-5日続伸 5月度の既存店売上高5%減
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が5日続伸。同社は10日、5月度の国内リテール事業における既存店売上高が前年同月比4.6%減だったと発表した。客数は同2.1%減、客単価は同2.6%低下した。

 前年のコロナ特需の反動が影響した。なお、株価は足もと上昇基調にあり、きょうも買いが優勢となっている。

★9:43  MonotaRO-反落 5月度の売上高19%増
 MonotaRO<3064.T>が反落。同社は10日、5月度の売上高が135億6800万円(前年同月比18.8%増)だったと発表した。

 株価は月次を好感し高く始まったものの、その後は利益確定売りに押されている。

★9:44  夢みつけ隊-急騰 日証金が増担保金徴収措置を解除
 夢みつけ隊<2673.T>が急騰。日本証券金融(日証金)は10日、同社株について11日より増担保金徴収措置を解除すると発表した。規制措置の解除を受けて需給要因から買いが優勢となっている。

★9:44  マナック-急騰 改質リグニン量産へ前進 実証設備完工と伝わる
 マナック<4364.T>が急騰。化学工業日報は11日、同社が改質リグニンの用途開拓を加速すると報じた。

 記事によれば、素材ベンチャーのリグノマテリア(東京都新宿区)を中心に、森林総合研究所や東京工科大学などと産官学連携で量産技術開発に取り組む改質リグニンの実証プラントを備えた工場が今月完工。同社にとって持続可能な開発目標(SDGs)重視の観点で注力する新材料開発が、量産技術の確立に向け一歩進むことになるもよう。実証プラントによりサンプル提供を積極化し、高付加価値分野での市場深耕を狙うとしている。

★9:45  アクシージア-急落 通期営業益予想を上方修正も材料出尽くし
 アクシージア<4936.T>が急落。同社は10日、21.7期通期の連結営業利益予想を従来の12.8億円から13.5億円(前期比25.5%増)に上方修正すると発表した。

 中国での認知度・知名度向上の効果が寄与し中国Eコマースにおける新規顧客獲得数が増加していること、新製品「エッセンスシートプレミアム」の売れ行きが伸長していることなどが寄与する。

 21.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は9.9億円(前年同期比7.9%増)だった。

 なお、業績予想の修正幅が小幅にとどまったこともあり、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:45  IIJ-大和が目標株価引き上げ 通信IT融合し、24/3期の当期利益は倍増へ
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が反発。大和証券では、通信IT融合し、24/3期の当期利益は倍増を予想。投資判断は「1(買い)」を継続、目標株価は2900円から4100円に引き上げた。

 大和予想は営業利益以下を全般に上方修正。営業利益は180億円(前回比+30億円)に上方修正。強い増益基調は採算性高い法人向け接続とSIの増収効果に加え、接続料負担が継続的に軽減するものという。個人向け接続は大手の格安新プラン開始後も顧客を増やし、圧倒的な低価格・競争力を証明していると指摘。当期利益は仮想通貨取引所「ディーカレット」の持分法利益寄与から営業利益以上の成長見せ、24年3月期には21年3月期比で2.1倍へ拡大するとみている。


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