後場コメント No.1 サムティ、CRI・MW、シャノン、明光ネット、識学、レーザーテク

2021/06/30(水) 15:00
★12:33  サムティ-後場上げ幅拡大 今期最終益を上方修正 上期は2.3倍
 サムティ<3244.T>が後場上げ幅拡大。同社は30日11時30分、21.11期通期の連結純利益予想のレンジを従来の113.0~123.0億円から119.0~129.0億円(前期比12.1~21.5%増)に引き上げると発表した。

 ウェルス・マネジメントの持分法適用関連会社化に伴い営業外収益に負ののれん相当額を計上する予定となったことから、前回予想を上回る見通し。

 21.11期上期(12-5月)の連結純利益は73.9億円(前年同期比2.3倍)だった。

 また、21.11期の期末配当予想を45円から47円(前期は44円)に修正すると発表した。なお、年間配当は86円(前期は82円)となる。

★12:35  CRIミドルウェア-小動き 「SonicSYNC」が「ディズニー ミュージックパレード」に採用
 CRI・ミドルウェア<3698.T>が小動き。同社は30日12時、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>系のタイトー(東京都新宿区)が配信するスマートフォン向け音楽ゲームアプリ「ディズニー ミュージックパレード」に、サウンドミドルウェア「CRI ADX2」の新機能「SonicSYNC(ソニックシンク)」が採用されたと発表した。

 「SonicSYNC」は、スマートフォンで発生する、ユーザーが操作を行ってから音が鳴るまでの再生処理時間を限りなくゼロにする機能。特に音のレスポンスが重要となるリズムゲーム、アクションゲームにおいて、ユーザーのゲームプレイ快適度を大幅に向上するとしている。

★12:37  シャノン-底堅い 地方創生プロジェクトを行うイマクリエと協業
 シャノン<3976.T>が底堅い。同社は30日12時、自治体のサテライトオフィス誘致や移住促進を支援するイマクリエ(東京都港区)と協業すると発表した。

 今回の協業により、同社が提供するマーケティングオートメーションツール「SHANON MARKETING PLATFORM」をイマクリエが提供する自治体のサテライトオフィス誘致や移住促進を支援する「地方創生プロジェクト」において全国の自治体向けに運用プラットフォームとして展開するとしている。

★12:41  明光ネットワーク-後場プラス転換 21.8期末配当予想を10円に増額修正
 明光ネットワークジャパン<4668.T>が後場プラス転換。同社は30日12時15分、21.8期の期末配当予想を5円から10円(前期は15円)に修正すると発表した。なお、年間配当は20円(前期は30円)となる。

★12:44  識学-後場マイナス転換 1Q営業黒字転換も材料出尽くし
 識学<7049.T>が後場マイナス転換。同社は30日12時30分、22.2期1Q(3-5月)の連結営業損益は7100万円の黒字(前年同期は3200万円の赤字)だったと発表した。組織コンサルティング事業の大幅な増収などが寄与した。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★12:49  レーザーテック-SMBC日興が新規に「中立」 EUV代表銘柄を再評価する
 レーザーテック<6920.T>が軟調。SMBC日興証券では、EUV代表銘柄を再評価。投資評価は新規に「2(中立)」でカバレッジを開始し、目標株価は24000円に設定した。

 半導体の微細化のキーテクノロジーであるEUV露光技術を支える検査装置の独占的ポジションを有するEUV関連代表銘柄であると指摘。Capital Intensityの高まりの一つの要因であるEUV技術の進展に伴い、業績の中期的な拡大を予想している。今後の全社受注高は22/6期1380億円、23/6期1670億円と拡大を続け、営業利益は同期間で360億円、510億円となると予想。短期的には8月6日に公表予定の21/6期本決算における22/6期受注高計画が注目点になるとみている。


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