後場コメント No.1 Link-U、Hamee、MS&AD、東和フード、セキド、オロ

2021/07/01(木) 15:03
★12:32  Link-U-3日ぶり反発 インフォコム子会社と共同出資会社を設立
 Link-U<4446.T>が3日ぶり反発。同社は1日11時30分、インフォコム<4348.T>の子会社であるアムタスと共同出資会社アムリンクを設立すると発表した。

 出版社と共同で多くのサービスをリリースしてきた同社の技術力を活かし、国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営するアムタスのノウハウを取り入れながら、日本のユーザーのマンガ体験をよりよいものにするという。出資比率は同社が33.3%、アムタスが66.7%で、同社の持分法適用関連会社になるとしている。

★12:35  Hamee-3日続落 Criteoと連携サービスの共同開発に向けたテストマーケティングを開始
 Hamee<3134.T>が3日続落。同社は1日11時30分、クラウド(SaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」において、CRITEO(フランス)と「ネクストエンジン×Criteoリターゲティング広告」(仮称)の共同開発に向けたテストマーケティングを開始したと発表した。

 テストマーケティングの結果をもとにネクストエンジン内に蓄積した各企業のアセットを有効活用したデータフィード管理プラットフォームとして活用できる事業展開も見据えながら、正式リリースに向けた開発の判断を行うとしている。なお、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:37  MS&AD-続伸 AIで地震被害を推定 生活物資の供給に=日経
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が続伸。日本経済新聞電子版は7月1日11時、同社が人工知能(AI)によって地震時の被害状況を推定するシステムを開発したと報じた。

 記事によれば、揺れや建物などのデータをもとに、250メートル四方の単位で被害額を算出するという。小売店が商圏の被災状況を迅速に把握して生活物資を供給できるようになり、早期の復旧につなげるとしている。

★12:43  東和フード-後場上げ幅拡大 6月度の既存店売上高16%増
 東和フードサービス<3329.T>が後場上げ幅拡大。同社は1日12時15分、6月度の既存店売上高は前年同月比16%増だったと発表した。客数は同8%、客単価は同7%上昇となった。前年同期はコロナ禍による感染者増加、東京アラート発動などによる業績へのマイナス影響が大きく出ていたこともあり、改善傾向になったとしている。

★12:45  セキド-大幅安 6月全社売上高26%増 GINZALoveLove実店舗は18%増
 セキド<9878.T>が大幅安。同社は1日、2021年6月度(5月21日~6月20日)の全社売上高が、前年同月比26%増だったと発表した。GINZALoveLove実店舗の既存店売上高は同18%増、ネット通販は同9%増となった。5月は全社売上高2.8倍 GINZALoveLove実店舗は3.6倍だった。

 株価は月次が5月比で鈍化していることから、売りが優勢となっている。

★12:48  オロ-反落  国内総代理店を務める「Semrush」国内利用アカウント5000突破
 オロ<3983.T>が反落 。同社は1日に、国内総代理店を務める「Semrush」(米国のSemrushが提供するサービス)の日本国内登録アカウント数が5000を突破したと発表した。

 「Semrush」は、SEO・広告・SNSのような幅広い調査、分析、戦略立案、効果検証までワンストップで可能である点、さらに約50ある機能をフル活用できるように、カスタマーサクセスのサポートが充実している点などが評価され、順調に国内アカウント数を伸ばしているとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


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