前場コメント No.4  地域新聞、カルナバイオ、クスリのアオキ、アリアケ、アウトソシング

2021/07/02(金) 11:32
★9:09  地域新聞社-3日続伸 3Q累計最終赤字縮小 販管費圧縮や助成金が寄与
 地域新聞社<2164.T>が3日続伸。同社は1日、21.8期3Q累計(9-5月)の連結純損益は0.8億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)だったと発表した。コロナ禍における売上高の減少が響いたものの、販管費の圧縮と助成金収入が寄与した。

★9:10  カルナバイオ-買い気配 DGK関連の国際特許を公開で動意
 カルナバイオサイエンス<4572.T>が買い気配。同社は1日、ジアシルグリセロールキナーゼ(DGK)調節化合物に関する国際特許を公開した。

 世界知的所有権機関(WIPO)の国際・国内特許データベースによれば、同開示は固形腫瘍を含むがん、およびHIVまたはB型肝炎ウイルス感染などのウイルス感染を治療するための、DGK調節化合物、およびその医薬組成物を提供するもの。化合物は単独またはほかの薬剤と組み合わせて使用することができるとしている。

★9:14  クスリのアオキ-急落 今期営業益163億円見込む 市場コンセンサス下回る
 クスリのアオキホールディングス<3549.T>が急落。同社は1日、22.5期通期の連結営業利益予想を163.0億円だと発表した。今期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、当該基準適用前の実績値に対する増減率は記載していない。市場コンセンサスは175.2億円。

 21.5期通期の連結営業利益は166.2億円(前の期比1.6%増)だった。ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に17薬局、東北に10薬局、関東に27薬局、東海に12薬局、関西に5薬局の合計71薬局を新規に開設したことが寄与した。

 また、21.2期の期末配当予想を11.25円から11.75円(前の期は10円)に修正すると発表した。なお、年間配当は23.0円(前の期は20.0円)となる。

 株価は今期営業益予想が市場コンセンサスを下回ったことから売りが優勢となっている。

★9:14  クスリのアオキ-急落 6月度既存店売上高7%減 全店は5%増
 クスリのアオキホールディングス<3549.T>が急落。同社は1日、6月度(5月21日~6月20日)の月次営業速報を発表した。

 既存店売上高は前年同月比6.8%減、全店では同4.7%増だった。4月はそれぞれ6.1%減、3.6%増だった。

★9:21  アリアケジャパン-みずほが投資判断引き上げ 外食業界向けの地位向上見通し
 アリアケジャパン<2815.T>が大幅反発。みずほ証券では、22/3期1Qに底入れ、外食業界向けの地位向上を見込む。投資評価は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は7900円から8500円に引き上げた。

 日本と中国での外食向け売上の底入れで、22/3期1Qに6四半期ぶりの営業増益を見込んでいる。食品廃棄削減を目指したコンビニのチルドカップスープ向けの取り扱いアイテム拡大に注目。また、23/3期に4期ぶりの営業最高益を予想している。日本でのCOVID-19影響の継続に伴う短期業績の停滞よりも、ワクチン接種拡大を背景とした最悪期越え後の中期業績の拡大機会に注目した。

★9:25  アウトソーシング-3日続伸 米Integrity Networks社を子会社化
 アウトソーシング<2427.T>が3日続伸。同社は1日、連結子会社であり国内サービス系アウトソーシング事業セグメントに属するアメリカンエンジニアコーポレイション(米国デラウエア州)が、Integrity Networks(米国ワシントン州)の発行済全株式を同日取得し、子会社化したと発表した。

 グループインにより、Integrity Networksでは、米国本土に加えて、環太平洋地区やグローバルレベルのプロジェクトへの入札参加が可能になり、さらなる業容拡大をめざすとしている。


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