前場コメント No.5 PSS、OBC、コーセー、岡藤日産、ユニネク、電通G

2021/07/07(水) 11:30
★9:52  PSS-3日ぶり反発 COVID-19デルタ株検出用PCR試薬(研究用試薬)を販売
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が3日ぶり反発。同社は6日、日本国内での「COVID-19」感染防止に向け、提携するELITechGroup(フランス)製のCOVID-19ウィルス変異検出用試薬「SARS-CoV-2 Extended ELITe MGB Kit」および「SARS-CoV-2 Extended- ELITe Positive Control」を12日より販売を開始すると発表した。

 同試薬は、同社が提供する全自動PCR検査装置「ジーンリード エイト」と「エリート インジーニアス」に対応しており、同装置で検出された陽性検体のPCRテンプレート(核酸溶出液)を用いることで、迅速に変異株検出検査を行うことが可能だとしている。

★9:56  OBC-SBIが新規に「買い」 8シリーズ更新需要を起点にクラウドシフトが加速しよう
 オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が3日ぶり反発。SBI証券では、8シリーズの更新需要を起点にクラウドシフトが加速すると指摘、投資判断は新規に「買い」とし、目標株価は7700円で設定した。

 SBIでは2022年4月でサポート終了となるWindows8向け奉行8シリーズ(8シリーズ)の更新需要に注目している。過去の傾向からバージョンアップ需要で業績が伸びた翌年は踊り場となる傾向があるが、今回は更新対象システムの約3割がクラウドに移行すると想定しているため、オンプレミスの反動減影響が小さくなるとみている。加えて、8シリーズのクラウド製品への移行は22.3期の下期に集中し、クラウド売り上げが本格展開されるのは23.3期からと想定されることから、クラウド売り上げが業績の下支えとなり増収増益基調が続くと予想している。

★10:08  コーセー-三菱UFJMSが目標株価引き上げ バリュエーションの今以上の上昇は考えづらい
 コーセー<4922.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、バリュエーションの今以上の上昇は考えづらいと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は16600円→18500円に引き上げた。

 21/12期営業利益は内需の回復の遅れを加味し、会社計画を若干下回ると予想。海南島での増収率は従前より高いとしながも、新しいカタリストが特段ないため、現状のバリュエーションからの上乗せはなかなか考えづらいと指摘。一方、23/12期には営業利益水準はコロナ前(20/3期)に到達すると考えている。ただし資生堂のような事業構造改革のような大きな変化が期待されていない為、バリュエーションは資生堂より割り引かれる傾向が強まっているという。

★10:11  岡藤日産-続伸 子会社の三京証券をJIAに売却
 岡藤日産証券ホールディングス<8705.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は6日、連結子会社である三京証券の全株式をジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>に譲渡すると発表した。

 22.3期2Q(7-9月)において関係会社株式売却益として約1.9億円を特別利益として計上する見込み。

★10:25  ユニフォームネクスト-反落 6月度の売上高15%減
 ユニフォームネクスト<3566.T>が反落。同社は6日、6月度の売上高は5億6900万円(前年同月比15.2%減)だったと発表した。前年は緊急事態宣言解除の反動により大きく伸びたこともあり、反動減が響いた。対前年同月比での減収は今期では初となる。

★10:27  電通グループ-底堅い 米国LiveAreaを買収
 電通グループ<4324.T>が底堅い。同社は7日10時、顧客体験マネジメントとコマースのサービスをグローバルに提供するエージェンシー、LiveArea(米国)を完全取得すると発表した。なお、買収の実現のためには、規制当局の承認が必要になるとしている。


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