前場コメント No.5 ファーマフーズ、杉村倉、Sansan、牧野フ、パルGHD、マルマエ

2021/07/19(月) 11:30
★9:40  ファーマフーズ-急騰 通期営業益を上方修正 前期比6.9倍見込む
 ファーマフーズ<2929.T>が急騰。同社は19日9時30分、21.7期通期の連結営業利益予想を従来の20.9億円から50.7億円(前期比6.9倍)に引き上げると発表した。

 新規顧客獲得を目的とした積極的な広告宣伝を継続しているが、これら一時的な費用の増加を上回る規模で、リピート購入による利益回収が進んでおり、さらには運賃などのすべての経費の削減にも取り組んだことにより、前回予想を上回る見通し。

★9:46  杉村倉庫-大幅高 米MGMとオリックス 大阪IRに投資との報道を材料視か
 杉村倉庫<9307.T>が大幅高。17日付の日本経済新聞朝刊は、大阪府・市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)で、米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックス<8591.T>の共同グループが1兆円規模の投資を計画していることが明らかになったと報じた。

 記事によれば、開業は最速で2028年をめざすもよう。20日に府・市へ提案書を提出するとしている。
 
 同社は大阪IR関連銘柄の一つとされており、報道を受けて買いが優勢となっている。

★9:47  Sansan-岩井コスモが「B」へ引き下げ 今22.5期の営業減益予想が上値抑える
 Sansan<4443.T>が反落。岩井コスモ証券では、今期は営業減益になる可能性があることが短期的に同社株価の上値を抑える可能性があると判断。投資判断を「A」→「B」、目標株価を12000円→8500円と引き下げた。

 22.5期の会社予想では営業利益は前期比4割弱の減益から同1割弱の増益のレンジで予想している。法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan(サンサン)」を展開する同社の中期的な成長余地は大きいと考えるものの、予想PERなどでみた同社株価は短期的には割高に評価されていると考えられ、同社が今期は営業減益になる可能性を示したことが短期的に同社株価の上値を抑える可能性があると指摘した。

★9:58  牧野フライス-みずほが目標株価引き下げ 固定費が想定以上に増加する可能性
 牧野フライス製作所<6135.T>が大幅反落。みずほ証券では、固定費の増加が従来の想定以上になる可能性を指摘。投資評価は「買い」を継続するものの、目標株価は5850円から5400円に引き下げた。

 基準年度を21/3期から変更したこと、およびROE予想の低下を踏まえて目標株価を修正した。国内の工場刷新などに大きな投資が必要であることなどから、固定費の増加は従来の想定以上になる可能性があるとみている。一方、工作機械市場の回復は当面は続く見通しであることや、足元の受注モメンタムは予想を上回るペースで、これらの結果、売上高は従来予想以上に伸びる公算が大きいとみている。今後は、相対的に回復が遅れている国内向けの受注拡大や航空機業界向け需要の回復が見えてくれば、追加的なプラス材料として期待できるとの見方を示している。

★9:58  パルGHD-岩井コスモが「A」へ引き上げ ライフスタイル提案型ショップへの転換推進
 パルグループホールディングス<2726.T>が大幅反発。岩井コスモ証券では、ライフスタイル提案型ショップへの転換を推進し、中期的な成長をめざしているとコメント。投資判断を「B+」→「A」、目標株価を1700円→2100円と引き上げた。

 会社側は22.2期上期および通期の業績予想を据え置いたが、上期計画に対する業績の進ちょく率は売上高49.5%、営業利益96.9%と好調に推移しており、今期業績予想の上方修正期待も高まっている。また、同社は消費者が家を中心とした生活様式にシフトしていると判断。ライフスタイル提案型ショップへの転換を推進し、中期的な成長をめざしていると指摘している。

★9:58  マルマエ-底堅い 6月度の合計受注残高89%増 半導体分野は83%増
 マルマエ<6264.T>が底堅い。同社は16日、6月度の合計受注残高は16.2億円(前年同月比89.4%増)だったと発表した。区分別では半導体分野が11.0億円(同82.8%増)となった。対前月比では合計が5.4%増、半導体分野が同11.8%増となった。


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