前場コメント No.6 富士電機、キャンディル、チェンジ、オリンパス、住友林、プレイド

2021/07/20(火) 11:42
★10:35  富士電機-シティが目標株価引き上げ パワー半導体に引き続き強気
 富士電機<6504.T>が続落。シティグループ証券では、パワー半導体に引き続き強気と指摘。投資評価は「買い」継続、目標株価は5600円→6300円に引き上げた。

 パワー半導体事業が利益成長をけん引すると予想、グロースが期待できる企業として、買い推奨を継続した。加えて、22/3期はFA関連事業(オートメーション、器具)の市況回復によっても増益が期待できるという。決算ごとに株価の水準を切り上げていく展開が続くとみている。

★10:40  キャンディル-急落 「ECサイトプロショップ匠」に不正アクセス
 キャンディル<1446.T>が急落。同社は20日10時、キャンディルデザインが運営する「ECサイトプロショップ匠」において第三者による不正アクセスを受け、利用者のクレジットカード情報4040件が漏えいした可能性があることが分かったと発表した。

 システムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことが原因だという。同社はこの件について謝罪するとともに、すでにクレジットカード会社と連携して漏えいした可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施していること、今後の再発防止に努めることなどについて説明した。

★10:47  チェンジ-4日ぶり反発 福岡県宮若市のワクチン接種会場運営をトヨタ自動車九州と共同で実施
 チェンジ<3962.T>が4日ぶり反発。同社は19日、子会社であるビーキャップが自社製品であるBeacapp Hereを利用し、トヨタ自動車九州と共同で、福岡県宮若市のワクチン接種会場において「接種者の位置情報を見える化する取組」を実施していると発表した。

 会場内の接種者の位置情報把握、および送迎車と接種者の紐づけ・管理のためにBeacapp Hereが採用されたとしている。

★10:48  オリンパス-5日ぶり反発 営業CF1000億円超に 今期以降M&A加速=日経
 オリンパス<7733.T>が5日ぶり反発。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が22.3期以降に営業キャッシュフロー(CF)の黒字で継続的に1000億円超を稼ぐ見通しだと報じた。

 記事によれば、武田睦史最高財務責任者(CFO)が取材で明らかにしたという。今期は新型コロナ禍からの回復で過去最高益を見込んでおり、今後も稼ぐ力を高めることで高水準を維持するようだ。稼いだ資金の多くはM&A(合併・買収)などに充て、治療機器などを内視鏡に続く成長の柱として育てるとしている。

★10:48  住友林業-野村が目標株価引き上げ 米国の住宅価格高騰で予想を上方修正
 住友林業<1911.T>が小幅安。野村証券では、米国の住宅価格高騰で予想を上方修正。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3100円→3380円に引き上げた。

 会社が6月23日に公表した業績計画の上方修正および公募増資などを踏まえ、業績予想を引き上げた。公募増資などで得た340億円強の資金を海外の戸建分譲用地の積み増しなど成長事業に投資する予定であり、今後の注目点は引き続き海外であると指摘。22年2月には中期計画を公表する予定について、世界で経営する28万ヘクタールに及ぶ森林の価値を財務、非財務の両面で顕在化させていくことに課題があるとコメントしている。

★10:58  プレイド-反発 アビスパ福岡の「オフィシャルDXパートナー」に参画
 プレイド<4165.T>が反発。同社は20日、アビスパ福岡(福岡県福岡市)と「オフィシャルDXパートナー」契約を締結したと発表した。

 契約期間は、2022年1月31日まで。自社サービスの「KARTE」などの提供を通じたCX(顧客体験)とEX(従業員体験)向上の支援をアビスパ福岡のスポンサーや福岡、九州の企業に対して実施するとしている。


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