〔Market Flash〕工作機械全体の受注水準は一段と高まる可能性~三菱UFJMS

2021/07/28(水) 10:30
【10:30】工作機械全体の受注水準は一段と高まる可能性~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では機械セクターのリポートの中で、直近の工作機械動向について考察している。6月の工作機械の受注金額は、コロナ流行以降で過去最高となった。日本、欧米、アジアで自動車や一般機械などの主要業種がけん引する形で受注回復が続いた。中国は前月比で減少したが、電気・精密の落ち込みが主因で、一般機械などの受注は相対的に堅調とのこと。中国の受注金額はいったんピークアウトしたが、産業構造の高度化が日本企業のハイエンドな工作機械の需要拡大につながっているため、受注が大きく落ち込むリスクは小さいと三菱UFJMSでは判断している。日本、欧米、アジアは回復が続いているため、今後の工作機械全体の受注水準は一段と高まる可能性があると考えている。 【9:45】非鉄精錬各社の上期会社計画は増額修正へ~SMBC日興  SMBC日興証券では、非鉄精錬各社の1Q決算の注目点についてリポートしている。経験則では1Qの段階で通期の業績計画を修正したケースが少ないと指摘。今回も上期計画の修正にとどまると予想している。各社の株価は高値から小幅に調整しているが、期初から7月3週目までベースメタル市況平均は会社計画を超過して推移しており、総じて金属事業は会社計画を超過しているとみている。ただし、2Qに入って銅市況と白金族市況はSMBC日興予想を下回って推移しているとのこと。関連銘柄に関しては好業績が確認できても、株価の方向性は商品市場に流入する投機資金の動向に左右されると考えている。 【8:45】寄り前気配は三菱自、丸一管、日通、日精工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、三菱自<7211>+4.91%、丸一管<5463>+4.37%、日通<9062>+3.37%、日精工<6471>+2.65%、ミスミG<9962>+2.05%、OSG<6136>+1.94%、HOYA<7741>+1.76%、トクヤマ<4043>+1.53%、ZOZO<3092>+1.47%、ダイセキ<9793>+1.38%などが高い気配値。  一方、ヒロセ電<6806>-7.79%、キッコーマン<2801>-7.76%、オムロン<6645>-7.58%、アイカ工<4206>-6.72%、博報堂DY<2433>-6.51%、メディパル<7459>-6.03%、京成<9009>-5.93%、横河電<6841>-5.90%、大日住薬<4506>-5.66%、トレンド<4704>-5.60%などが安い気配値となっている。
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