前場コメント No.1 三菱自、ブレインズ、マクアケ、信越化、ピックルス、キヤノンMJ

2021/07/28(水) 11:32
★9:01  三菱自動車-買い気配 通期営業損益を上方修正 1Qは106億円の営業黒字に転換
 三菱自動車<7211.T>が買い気配。同社は27日、22.3期通期の連結営業損益予想を従来の300.0億円の黒字から400.0億円の黒字(前期は953.2億円の赤字)に引き上げると発表した。

 足元の実勢を踏まえ費用の抑制や為替影響の好転を反映したことから、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は105.8億円の黒字(前年同期は533.4億円の赤字)だった。

★9:01  ブレインズ-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前4100円
 エンタープライズAIソフトウエア事業を行うブレインズテクノロジー<4075.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格1780円の買い気配で始まり、差し引き約33万株の買い越し。直前の寄り前気配は4100円前後だった。

 主幹事はSMBC日興証券で、公開株数は94万3000株。企業向け人工知能(AI)ソフトウエアの開発販売。(1)異常検知ソリューション「Impulse」と、(2)企業内検索エンジン「Neuron Enterprise Search」――の2つをクラウド型とオンプレミス型にて提供している。

★9:01  マクアケ-売り気配 通期営業益を下方修正 3Q累計は62%減
 マクアケ<4479.T>が売り気配。同社は27日、21.9期通期の営業利益予想を従来の6.2億円から3.1億円(前期比39.0%減)に引き下げると発表した。

 消費支出の動向は不透明さが続いており、22.9期3Q累計(10-6月)の売上高が計画水準を下回っていることから、前回予想を下回る見通し。

 22.9.期3Q累計の営業利益は2.0億円(前年同期比62.1%減)だった。

★9:02  信越化学-4日ぶり反落 今期営業益24%増見込む 1Qは42%増
 信越化学工業<4063.T>が4日ぶり反落。同社は27日、未定としていた22.3期通期の連結営業利益予想を4850億円(前期比23.7%増)だと発表した。市場コンセンサスは4789億円。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1288億円(前年同期比41.7%増)だった。電子材料が半導体向けに引き続き好調だった。塩化ビニルの製品価格が上昇したことから生活環境基盤材料のセグメント利益が大幅に伸長した。

 なお、株価は地合いに連れ安している。

★9:03  ピックルス-買い気配 1株を2株に分割 基準日は8月31日
 ピックルスコーポレーション<2925.T>が買い気配。同社は27日、株式分割を発表した。8月31日を基準日に、1株につき2株の割合をもって分割する。この株式分割に伴う株主優待制度の変更は行わないため、実質的に制度の拡充になるとしている。

★9:04  キヤノンMJ-売り気配 通期営業益予想を上方修正も小幅にとどまる 1Qは57%増
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が売り気配。同社は27日、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の340億円から350億円(前期比11.8%増)に上方修正すると発表した。
 
 コンスーマセグメントのレンズ交換式デジタルカメラやインクジェットプリンターについて、高付加価値な製品の構成比が高まったことから見通しを引き上げた。
 
 21.12期上期(1-6月)の連結営業利益は206億円(前年同期比56.7%増)だった。レンズ交換式デジタルカメラや主要なビジネス機器の市場改善の影響による販売拡大や、テレワーク需要の拡大に合わせて関連する製品やサービスの売り上げが増加したことが寄与した。

 なお、小幅な見通しの引き上げにとどまったこともあり、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。


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