前場コメント No.11 ヒーハイスト、スター精、ツバキナカシマ、GMO、サンフロンティア、全研本社

2021/08/11(水) 11:34
★10:47  ヒーハイスト-急騰 通期営業益を上方修正 1Qは1億円の黒字
 ヒーハイスト<6433.T>が急騰。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の1.0億円から2.5億円(前期比2.8倍)に引き上げると発表した。

 直動機器、精密部品加工などの堅調な需要が見込まれることから、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は1.1億円(前年同期は2000万円の赤字)だった。

★10:50  スター精密-急落 通期営業益予想を上方修正もコンセンサス下回る
 スター精密<7718.T>が急落。同社は10日、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の57.0億円から58.0億円(前期比2.7倍)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは65.0億円。

 特機事業、工作機械事業ともに高水準の需要が続いていることや、上期(1-6月)の実績を踏まえて見通しを引き上げた。

 21.12期上期(1-6月)の連結営業利益は26.3億円(前年同期比4.2倍)だった。

 なお、業績予想の上方修正値がコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★11:01  ツバキナカシマ-急騰 通期営業益を上方修正 上期は2.7倍
 ツバキ・ナカシマ<6464.T>が急騰。同社は10日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の61.0億円から71.0億円(前期比96.6%増)に引き上げると発表した。

 中国・欧州を中心に、各市場で想定以上に自動車向けおよび工作機械向け需要が回復したことから、前回予想を上回る見通し。

 21.12期上期(4-9月)の連結営業利益は36.3億円(前年同期比2.7倍)だった。

 また、21.12期の年間配当予想を46円から57円(前期は24円)に修正すると発表した。

★11:11  GMOインターネット-急落 上期営業益38%増も利益成長鈍化を嫌気
 GMOインターネット<9449.T>が急落。同社は10日、21.12期上期(1-6月)の連結営業利益は226億円(前期比37.8%増)だったと発表した。

 主力のインターネットインフラ事業は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるオンライン消費の定着もあり決済事業・EC支援を中心に堅調に推移した。暗号資産事業の大幅な伸長も寄与した。

 なお、1Q(1-3月)の連結営業利益125億円に対し、2Q(4-6月)の連結営業利益は101億円での着地となったこともあり、株価は利益成長の鈍化を嫌気した売りが優勢となっている。

★11:17  サンフロンティア不動産-急騰 1Q経常益3.7倍 通期進ちょく率は63%
 サンフロンティア不動産<8934.T>が急騰。同社は10日、22.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は72.8億円(前年同期比3.7倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は63.3%。

 主力の不動産再生事業において、高収益・高品質の商品化が進んだことにより販売用不動産の売却が順調に推移した。不動産サービス事業においては、引き続き安定的な業績を確保できたことも寄与した。

★11:25  全研本社-急落 今期営業益14億円見込む 前期は13億円
 全研本社<7371.T>が急落。同社は10日22.6期通期の連結営業利益予想を13.9億円(前期は12.7億円)だと発表した。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、対前期増減率は記載していない。

 新型コロナウイルスワクチン接種専用予約管理システムの提供などを通じて、引き続き収益基盤の維持拡大を推進するとしている。

 21.6期通期の連結営業利益は12.7億円(前の期比68.8%増)だった。主力事業であるコンテンツマーケティング事業では、450を超えるメディアを公開するとともに、1300を超えるメディアを運用し、業績は堅調に推移した。

 なお、株価は成長鈍化を懸念した売りが優勢となっている。


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