〔Market Flash〕NT倍率は9月にかけて14倍を下回ると予想~みずほ

2021/08/16(月) 14:24
【14:20】NT倍率は9月にかけて14倍を下回ると予想~みずほ  みずほ証券では、テクニカルリポートの中でNT(日経平均/TOPIX)倍率について考察している。NT倍率は今年2月22日に15.66倍まで上昇して過去最高を記録した後は、先週末は14.30倍まで低下。米国では半導体指数が下落しており、FANG指数の上値が重い。さらにハンセン指数も今後下落が予想される。一方、米国の長期金利は上昇しやすいと思われる。これらの点からみずほでは、日経平均に採用されている値がさ株は軟調な状態が続くと予想している。日経平均は200日線割れが目立っているが、TOPIXは200日線を上回る状態が続いている点からも、上昇、下落局面のいずれにおいても日経平均よりTOPIXが優位の展開が続くとみており、9月にかけてNT倍率は14倍を下回ると考えている。 【13:30】コロナ禍の影響が色濃いJPX日経400銘柄入れ替え~東海東京  東海東京調査センターでは、6日にJPX日経400指数の構成銘柄の定期入れ替えが発表されたことを受けてリポートしている。採用41銘柄に関しては、2020年度に収益を伸ばした海運企業や、再生可能エネルギー関連銘柄が選ばれるなど、昨今の世相を反映している印象と東海東京ではコメント。コロナ禍を受けた2020年度でも高い資本効率を維持した企業が選出されている一方、除外銘柄は、鉄道会社などコロナ禍の影響で収益が著しく低下した企業が目立つとのこと。同指数の構成銘柄は、(1)3年間の平均ROE、(2)3年累積営業利益額、(3)時価総額―などを考慮して選定される。東海東京では、2020年度にコロナ禍の打撃を強く受けた企業は(1)~(3)の評価が悪化し、除外対象になったものとみている。 【9:55】日米株価の格差拡大のマクロ的背景と今後の展望~SMBC日興  SMBC日興証券では、日本株と米国株のパフォーマンスに格差が出ている点について、春先からの米金利の急低下と、日本経済の低迷の2つが背景にあると考えている。日米相対株価は実質金利にほぼ連動していると指摘。3月以降、米国の実質金利が急低下したことから、米株に有利になるとともに、日本株の魅力が相対的に低下したとみている。ただしSMBC日興では、米国の長期金利はファンダメンタルズを要因に今後は上昇方向と予想。日本経済はコロナ収束と景気対策から、10-12月期ごろに反転し、来年に向けて本格回復していくと想定している。結果、日本株は国内景気の反転および米金利の上昇から、米国株をアウトパフォームしていく可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配はシチズン、住友ベ、荏原、大和工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、シチズン<7762>+18.26%、住友ベ<4203>+6.12%、荏原<6361>+4.32%、大和工<5444>+3.87%、阪和興<8078>+3.60%、ミスミG<9962>+3.45%、TOTO<5332>+3.36%、大気社<1979>+3.16%、イズミ<8273>+3.13%、日製鋼<5631>+3.11%などが高い気配値。  一方、ニッコンHD<9072>-17.25%、ネクソン<3659>-9.13%、タダノ<6395>-8.27%、 上組<9364>-7.36%、キッコーマン<2801>-6.92%、大日住薬<4506>-5.16%、日通<9062>-5.06%、住友不<8830>-4.67%、ピジョン<7956>-4.40%、レオパレス21<8848>-4.26%などが安い気配値となっている。
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