前場コメント No.9 ウィルG、大成建、商船三井、シノプス、サンワテクノス、ツナグGHD

2021/08/24(火) 11:38
★10:47  ウィルG-大幅に3日続伸 「在留カード偽造チェックアプリ」に新機能追加
 ウィルグループ<6089.T>が大幅に3日続伸。同社は24日、外国人雇用企業向けの労務管理システム「ビザマネ」の「在留カード偽造チェックアプリ」に新機能を追加したと発表した。

 今回の追加機能はアプリで読み取った在留カードのICチップ情報をスマートフォンに残さないといったもので、これにより情報流出を未然に防ぎ、ガバナンスの強化が可能になるとしている。

★10:56  大成建設-4日ぶり反発 工場における局所排気技術を開発
 大成建設<1801.T>が4日ぶり反発。同社は23日、工場における局所排気技術「T-トルネード排気ユニット」を開発したと発表した。

 この排気技術では、工場内における工業機械などの生産機器から発生するオイルミストなどを含む汚れた空気を効率よく捕集するという。排気効率の向上により室内空気環境を改善でき、作業空間や機器レイアウトに合わせて自由に配置できることから、新築・改修工事に際し積極的に提案するとしている。

★11:04  商船三井-大幅高 外航海運業における遠隔操作ロボット技術の導入検討 バルチック海運指数4147まで上昇も好感
 商船三井<9104.T>が大幅高。同社は23日、メルティンMMI(東京都中央区)と、外航海運事業、それに付随する関連事業、および海洋事業における船舶設備への遠隔操作ロボット設置・導入をめざし、覚書を締結したと発表した。

 遠隔操作ロボットや関連技術の導入を検討していく船種や航路の特定に向けた具体的な内容や、海上で必要となる通信技術の導入見通し・要求レベルの検討のみならず、実際の使用を想定した実証実験の実施を視野に、両社で更なる協議・取り組みを推進するとしている。

 なお、株価はバルチック海運指数が23日時点で前日比1.3%高の4147.00に上昇したことを好感した買いが優勢となっている。同社ほか日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>なども大幅高。

★11:12  シノプス-急騰 中食・総菜向け需要予測・自動発注の特許取得
 シノプス<4428.T>が急騰。同社は24日11時、中食・総菜向け需要予測・自動発注の特許を取得したと発表した。

 この技術は同社の総菜向け需要予測・自動発注サービス「sinops-CLOUD 総菜」で使われており、今回取得した特許を活用することで、中食・総菜カテゴリにおける食品ロスに貢献し、同社が掲げる「世界中の無駄を10%削減する」といったビジョンの達成を目指すとしている。

★11:13  サンワテクノス-続伸 光通信が大株主に浮上 保有割合は5.03%
 サンワテクノス<8137.T>が続伸。同社株について、光通信<9435.T>が大株主に浮上した。23日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明。保有割合は5.03%となっている。

★11:19  ツナグGHD-続伸 7月度のデリバリー求人数は前月比60%増
 ツナググループ・ホールディングス<6551.T>が続伸。同社は24日11時、7月度のデリバリー求人数は前月比60%増だったと発表した。前年同月比では36%増となった。大規模スポーツイベントの無観客化などの影響により、7月連休時に巣ごもり需要が加わったことで求人数が増加したことが要因とみている。


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