前場コメント No.5 コマツ、パソナG、あおぞら、セキド、ゲンキードラ、日東紡

2021/09/01(水) 11:32
★9:36  コマツ-大幅高 キャシー・ウッド氏のアーク・インベストメントが同社株を買い増しと伝わる
 コマツ<6301.T>が大幅高。ブルームバーグが8月31日、キャシー・ウッド氏のアーク・インベストメント・マネジメントが8月半ばから、同社の株式をほぼ毎日買い増していると報じたことが材料。

 記事によれば、アーク・オートノマス・テクノロジー・アンド・ロボティクスETF(ARKQ)は、5月にコマツの米国預託証券(ADR)を一部を売却したが、8月17日以降のほとんどの営業日に買い増していたようだ。ブルームバーグがまとめたアーク・インベストメントの取引データから分かったとしている。

 株価は報道を好感した買いが優勢となっている。ことし3月には、アーク・インベストメント・マネジメントが宇宙関連銘柄に投資する上場投資信託(ETF)に同社株を組み入れられると判明した際にも大幅高となる場面があった。

★9:42  パソナG-反発 防災にウーバー流 被災者・支援者アプリでつなぐ=日経
 パソナグループ<2168.T>が反発。1日付の日本経済新聞朝刊は、高齢者らが地域の消防団などに直接支援を要請できるサービスを同社が2022年春に始めると報じた。配車アプリ「ウーバー」などで広がったCtoC(個人間取引)の仕組みを使い、非効率な災害対応の改善をめざすとしている。

★9:47  あおぞら銀行-SMBC日興が目標株価引き上げ 利益・配当水準の切り上げを期待
 あおぞら銀行<8304.T>が反発。SMBC日興証券では、1Q決算内容から利益・配当水準の切り上げが期待できると評価。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は2200円から3000円に引き上げた。

 22/3期1Q決算は通期計画の連結純利益に対して39%と例年より高進捗となり、今後利益を下押しする材料もあまりないと見込まれることから、利益及び配当水準の引き上げへの期待が高まっているとみている。また非金利収益、有価証券関連、与信費用など変動の大きい各分野での見通しが安定的になってきたことから、22/3期の連結純利益について会社計画(300億円)を上回る355億円、配当も会社計画の128円を上回る150円を見込んでいる。

★9:49  セキド-5日続伸 通期最終益を上方修正 固定資産売却益が寄与
 セキド<9878.T>が5日続伸。同社は8月31日、22.3期通期の連結純利益予想を従来の1.2億円から3.4億円(前期比2.9倍)に引き上げると発表した。

 所有する固定資産の売却により、特別利益2.2億円の計上を見込んでいることから、前回予想を上回る見通し。

★9:51  ゲンキー-8日ぶり大幅反落 8月度の既存店売上高1%増 前月比4ポイント低下
 Genky DrugStores<9267.T>が8日ぶり大幅反落。同社は8月31日、8月度の既存店売上高は前年同月比0.7%増、全社売上高は同10.0%増だったと発表した。前月比ではそれぞれ4.0ポイント、4.9ポイント低下した。

★9:54  日東紡-三菱UFJMSが目標株価引き上げ スペシャルガラスの需要拡大を待つ局面
 日東紡<3110.T>が8日続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、スペシャルガラスの需要拡大を待つ局面と指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は4500円→4700円に引き上げた。

 四半期業績は底入れ、今後はスペシャルガラスの需要拡大を待つ局面という。営業利益予想を原繊材部門は自動車、家電やPC等向け複合材の需要想定引き上げや原価率改善、ライフサイエンス部門は海外向け体外診断薬の需要想定引き上げなどにより上方修正。足もとではNEヤーンの外販の回復ペースは従来想定より緩やかとしながらも、スペシャルガラス全体での回復トレンドに変化はなく、中長期的に高機能半導体パッケージやスイッチやルーターなどのマザーボード向け需要増を予想している。


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