前場コメント No.6 荏原、SUBARU、ニコン、ヤクルト、三菱重、NexTone

2021/09/07(火) 11:35
★10:01  荏原製作所-みずほが目標株価引き上げ 事業環境は引き続き好調
 荏原製作所<6361.T>が堅調。みずほ証券では、事業環境は引き続き好調。投資評価は「買い」を継続、目標株価は6600円→7700円へ引き上げた。

 業績予想を前回予想時から上方修正。風水力事業の収益性改善や精密・電子事業での業績拡大がみられ、印象は良いと指摘。株価は上昇しているが、(1)風水力事業の営業利益は会社見通しが更に引き上げられる可能性があること、(2)精密・電子事業の下期の受注高予想に鑑みれば、22/12期業績も良好であると考えられること、(3)自社株買いが12月まで実施される予定であり、需給面でも底堅いこと、を踏まえれば、セクター内で良好なパフォーマンスが期待されると解説している。

★10:01  SUBARU-3日続伸 国内生産拠点の操業一時停止期間を延長
 SUBARU<7270.T>が3日続伸。同社は6日、1日に開示した国内生産拠点の操業一時停止について、取引先から調達している部品の供給状況を踏まえ、操業停止期間を延長すると発表した。

 群馬製作所本工場、矢島工場(ともに完成車工場)、および大泉工場(エンジン・トランスミッション工場)の操業停止期間を延長する。延長する停止期間は9月13日~9月17日の予定(5稼働日)としている。なお、株価は地合いに連れ高している。

★10:03  ニコン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 収益体質は大きく改善へ
 ニコン<7731.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、映像事業は収益構造改革効果、需要堅調で収益体質は大きく改善と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は900円→1170円に引き上げた。

 22/3期には新型コロナ影響から脱するとみることや、減損損失がなくなること、長期的に需要低下の影響を受けてきた映像事業の構造改革による損益分岐点売上高の低下などで、収益性は安定的に変化しつつあるという。映像事業の見通し引き上げによる業績予想の上方修正を行った。

★10:05  ヤクルト本社-急落 中国当局がヤクルトの中国法人に罰金45万元処分と伝わる
 ヤクルト本社<2267.T>が急落。一部報道が、同社の関連会社である中国の「上海益力多乳品」が罰金45万元(約765万円)の処分を受けていたことが明らかになったと報じたことが材料視されているようだ。

 記事によれば、処分の理由は同社製品の広告について「善玉菌が新型コロナウイルスの予防・治療に大きな効果がある」という宣伝文句が問題となったもよう。当局はこの宣伝文句が、同社製の乳酸菌飲料に含まれる善玉菌が新型コロナウイルスの予防・治療に効果があるとのまちがった情報を消費者に与えるものと判断したとしている。

 株価は安いところで前日比6.8%安の5920円を付ける場面があった。

★10:10  三菱重工業-反発 DOE4%に上げ 24.3期 安定配当で長期保有促す=日経
 三菱重工業<7011.T>が反発。7日付の日本経済新聞朝刊は、同社が24.3期に株主資本配当率(DOE)を4%程度と、今期予想の約2%から引き上げると報じた。

 記事では、投資家に安定配当を訴えて長期保有を促す狙いで、経営目標の一つとして採用することも検討するとしている。

★10:11  NexTone-4日ぶり反発 「TikTok」へ原盤提供開始
 NexTone<7094.T>が4日ぶり反発。同社は6日、デジタルコンテンツディストリビューション業務において、ショートムービープラットフォーム「TikTok」への原盤提供を開始すると発表した。これにより、投稿動画における正規原盤利用の促進ならびに著作権使用料の適正な分配に向けて連携を強化するとしている。


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