前場コメント No.3 東電力HD、ウェルスナビ、セルソース、JR東日本、3Dマトリックス、HIS

2021/09/08(水) 11:31
★9:06  東京電力HD-続伸 再エネ子会社 上場・資本提携を検討 23年めど=日経
 東京電力ホールディングス<9501.T>が続伸。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社の子会社で再生可能エネルギーを手掛ける東京電力リニューアブルパワーが株式上場の検討に入ったと報じた。

 記事によれば、文挟誠一社長(東電HD副社長)が7日までに、「2023年を軸に会社のあり方を考える。上場も選択肢」と話したとのこと。洋上風力などの開発を本格化し、30年度に純利益で1000億円をめざすとしている。

★9:07  ウェルスナビ-3日続伸 WealthNaviの預かり資産5500億円突破
 ウェルスナビ<7342.T>が3日続伸。同社は7日、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の預かり資産が、6日時点で5500億円を突破したと発表した。2021年12月末の預かり資産予想5307億円を上回ったとしている。

★9:07  セルソース-もみ合い 医療支援クラウドのエムネスとパートナーシップ締結
 セルソース<4880.T>がもみ合い。同社は7日、医療支援クラウドサービス「LOOKREC(ルックレック)」を提供するエムネス(広島県広島市)と、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

 今後、再生医療領域において医療データ共有プラットフォームである「LOOKREC」の普及をめざし、将来的には「LOOKREC」に蓄積される膨大な医用画像を、患者の同意を得た上でAIを用いた予防医療の研究に活用することも視野に入れるとしている。

★9:08  JR東日本-3日続伸 新幹線料金の変動拡大 来春から指定席で=日経
 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>が3日続伸。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社が7日、来春に新幹線などの指定席特急料金を繁忙期に引き上げる方針を明らかにしたと報じた。

 記事によれば、一方で閑散期に割引する額も増やし変動幅を拡大するようだ。JR各社とも協議を進めており、混雑のピーク緩和につなげることで車両整備のコスト削減などを図る狙いだとしている。

★9:09  3Dマトリックス-5日ぶり反発 「体外診断用医薬品製造販売業許可」を取得
 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が5日ぶり反発。同社は7日、東京都より医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第23条の2第1項の規定により、体外診断用医薬品の製造販売業の許可を受けたと発表した。

 COVID-19の早期収束に向けて顧客のニーズに合わせた商品提供を加速させるために、体外診断用医薬品の製造販売業を取得したとしている。

★9:29  HIS-堅調 政府 10月以降に行動制限緩和へと伝わる 旅行関連に買い
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が堅調。政府が10月以降に行動制限を緩和する方針を固めたと伝わったことが好感されているもよう。

 8日8時44分の読売新聞オンライン記事では、感染拡大地域でもワクチンを接種済みであれば、県をまたぐ移動を原則として認め、イベントの収容人数の上限を引き上げるという。飲食店での酒の提供でも制限を緩め、日常生活を取り戻す取り組みを進めるようだ。こうした内容を盛り込んだ基本方針をあすにも決定する見通しだとしている。
 
 このことを手掛かりに、株価は旅行者の回復を期待した買いが優勢となっているようだ。旅行関連としてエアトリ<6191.T>、オープンドア<3926.T>なども高い。


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