前場コメント No.8 みずほ、清水建、マクロミル、ネオジャパン、デンカ、群栄化学
★10:47 みずほ－東海東京が目標株価を引き上げ 与信関係費用の減少により計画超過へ
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が4日ぶり反落。東海東京調査センターでは、顧客部門は堅調、与信関係費用の減少により計画超過と予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1250円から1720円に引き上げた。
22/3期1Q（4-6月）の連結業務純益＋ETF関係損益等は2068億円（前年比6.1％減）、当期利益は2505億円（同104.7％増）。連結業務純益＋ETF関係損益等は前年比減少も、（1）与信関係費用の減少、（2）特別利益の計上、（3）税金関係費用の減少―などを背景に、当期利益は大幅に増加した。東海東京調査センターでは、22/3期通期の連結業務純益＋ETF関係損益等は8100億円（前年比1.3％増）、当期利益は5730億円（同21.7％増）と予想。当期利益は、与信関係費用の減少や特別利益の計上などにより、会社計画を上回るとみている。
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が4日ぶり反落。東海東京調査センターでは、顧客部門は堅調、与信関係費用の減少により計画超過と予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1250円から1720円に引き上げた。
22/3期1Q（4-6月）の連結業務純益＋ETF関係損益等は2068億円（前年比6.1％減）、当期利益は2505億円（同104.7％増）。連結業務純益＋ETF関係損益等は前年比減少も、（1）与信関係費用の減少、（2）特別利益の計上、（3）税金関係費用の減少―などを背景に、当期利益は大幅に増加した。東海東京調査センターでは、22/3期通期の連結業務純益＋ETF関係損益等は8100億円（前年比1.3％増）、当期利益は5730億円（同21.7％増）と予想。当期利益は、与信関係費用の減少や特別利益の計上などにより、会社計画を上回るとみている。
★10:50 清水建設－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 22.3期も国内外で工事採算確保に苦戦
清水建設<1803.T>が4日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、22.3期も国内外で工事採算確保に苦戦と判断。投資判断「2」を継続、目標株価を1080円→920円と引き下げた。
政策保有株式の売却資金の活用により、22.3期は200億円と他の大手ゼネコンよりも多額の自己株式取得を実施している点は評価できる。また、建築利益率は、他社に先行して低下していた分、22.3期の落ち込みは相対的に軽微と予想する。しかし、受注競争の影響を受け続けていることに変わりはなく、特段のカタリストを見出しにくいと指摘している。
清水建設<1803.T>が4日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、22.3期も国内外で工事採算確保に苦戦と判断。投資判断「2」を継続、目標株価を1080円→920円と引き下げた。
政策保有株式の売却資金の活用により、22.3期は200億円と他の大手ゼネコンよりも多額の自己株式取得を実施している点は評価できる。また、建築利益率は、他社に先行して低下していた分、22.3期の落ち込みは相対的に軽微と予想する。しかし、受注競争の影響を受け続けていることに変わりはなく、特段のカタリストを見出しにくいと指摘している。
★10:55 マクロミル－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 現在の株価はフェアバリュー
マクロミル<3978.T>が4日ぶり大幅反落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、バリュエーション倍率の切り上げは難しく、現在の株価はフェアバリューとし、レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は930円→830円に引き下げた。
三菱ＵＦＪＭＳでは、オンラインリサーチ事業の案件規模が拡大しているもようである点はポジティブとみている。他方で、案件規模が大きくなると、質問項目、選定する回答者数、そのフォロー業務などが増えるため、専任のチーム体制での対応によって、多くの人的リソースが必要と指摘。売上収益増に対する人的費用の抑制が困難という点から、営業利益率の改善や2桁営業増益は容易ではないと判断している。また、中期経営計画の計数目標値の1つとして掲げられている24.6期の営業利益率15％も実現は困難とみている。
マクロミル<3978.T>が4日ぶり大幅反落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、バリュエーション倍率の切り上げは難しく、現在の株価はフェアバリューとし、レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は930円→830円に引き下げた。
三菱ＵＦＪＭＳでは、オンラインリサーチ事業の案件規模が拡大しているもようである点はポジティブとみている。他方で、案件規模が大きくなると、質問項目、選定する回答者数、そのフォロー業務などが増えるため、専任のチーム体制での対応によって、多くの人的リソースが必要と指摘。売上収益増に対する人的費用の抑制が困難という点から、営業利益率の改善や2桁営業増益は容易ではないと判断している。また、中期経営計画の計数目標値の1つとして掲げられている24.6期の営業利益率15％も実現は困難とみている。
★10:56 ネオジャパン－続伸 上期営業益13％増 クラウド関連サービスなど好調
ネオジャパン<3921.T>が続伸、同社は14日、22.1期上期（2-7月）の連結営業利益が6.4億円（前年同期比12.6％増）だったと発表した。
クラウドにて提供するdesknet's NEOクラウドの利用ユーザー数が順調に推移したことなどが寄与した。
ネオジャパン<3921.T>が続伸、同社は14日、22.1期上期（2-7月）の連結営業利益が6.4億円（前年同期比12.6％増）だったと発表した。
クラウドにて提供するdesknet's NEOクラウドの利用ユーザー数が順調に推移したことなどが寄与した。
★11:02 デンカ－みずほが目標株価引き上げ ライフイノベーションの収益が改善
デンカ<4061.T>が6日ぶり反落。みずほ証券では、ライフイノベーションの収益が改善し、中期経営計画の営業利益目標をクリアすると予想。投資評価は「買い」を継続、目標株価は4800円→5200円に引き上げた。
みずほでは業績予想を上方修正。前回の営業利益予想に対して、22/3期で37億円、23/3期で28億円を増額した。ライフイノベーションの収益改善を主な要因に挙げている。（1）球状アルミナやアセチレンブラックなどのxEV関連製品、球状溶融シリカフィラーや高機能フィルムなど半導体関連製品の伸長、（2）検査試薬や迅速診断キット（POCT）などの需要増―といった点に変更はなく、22/3期以降も増益基調が続く見通しとしている。また、従来は未達を予想していた会社の中期経営計画の営業利益目標（23/3期500億円）は、今回の上方修正によりクリアすると見込んでいる。
デンカ<4061.T>が6日ぶり反落。みずほ証券では、ライフイノベーションの収益が改善し、中期経営計画の営業利益目標をクリアすると予想。投資評価は「買い」を継続、目標株価は4800円→5200円に引き上げた。
みずほでは業績予想を上方修正。前回の営業利益予想に対して、22/3期で37億円、23/3期で28億円を増額した。ライフイノベーションの収益改善を主な要因に挙げている。（1）球状アルミナやアセチレンブラックなどのxEV関連製品、球状溶融シリカフィラーや高機能フィルムなど半導体関連製品の伸長、（2）検査試薬や迅速診断キット（POCT）などの需要増―といった点に変更はなく、22/3期以降も増益基調が続く見通しとしている。また、従来は未達を予想していた会社の中期経営計画の営業利益目標（23/3期500億円）は、今回の上方修正によりクリアすると見込んでいる。
★11:03 群栄化学工業－大幅高 通期営業益を上方修正 電子材料向け樹脂など好調
群栄化学工業<4229.T>が大幅高。同社は14日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の21.0億円から28.0億円（前期比26.3％増）に引き上げると発表した。
電子材料向け樹脂・環境対応向け高機能繊維を中心とした高付加価値製品、自動車関連向け・工作機械向け樹脂、および清涼飲料向け液糖の販売数量増加が見込まれることから、前回予想を上回る見通し。
群栄化学工業<4229.T>が大幅高。同社は14日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の21.0億円から28.0億円（前期比26.3％増）に引き上げると発表した。
電子材料向け樹脂・環境対応向け高機能繊維を中心とした高付加価値製品、自動車関連向け・工作機械向け樹脂、および清涼飲料向け液糖の販売数量増加が見込まれることから、前回予想を上回る見通し。
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