前場コメント No.8 テルモ、ケンコーマヨ、ユーザベース、日鋳造、東ガス、信越化
★10:12 テルモ－ＣＳが目標株価引き上げ 医療の正常化を先取り
テルモ<4543.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、医療の正常化で医療機関への受診や通常手術、診断などの回復見込む。投資評価は「Outperform」を継続、目標株価は5000円から6000円に引き上げた。
国内のワクチン接種率の上昇や欧米での経済再開の進展により、医療の正常化が進むことで医療機関への受診や通常手術、診断などの回復を見込む。1Q決算では、心臓血管を中心とした欧米の売り上げと中国の需要回復により製品ミックスが大きく改善し、調整後営業利益率は23.4%とコロナ前の20/3期1Qの22.3%を上回ったと指摘。2Q以降も全カンパニーともに前年同期を上回り、23/3期も好調を維持できる見通し。株価は年初来高値を更新すると予想している。
テルモ<4543.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、医療の正常化で医療機関への受診や通常手術、診断などの回復見込む。投資評価は「Outperform」を継続、目標株価は5000円から6000円に引き上げた。
国内のワクチン接種率の上昇や欧米での経済再開の進展により、医療の正常化が進むことで医療機関への受診や通常手術、診断などの回復を見込む。1Q決算では、心臓血管を中心とした欧米の売り上げと中国の需要回復により製品ミックスが大きく改善し、調整後営業利益率は23.4%とコロナ前の20/3期1Qの22.3%を上回ったと指摘。2Q以降も全カンパニーともに前年同期を上回り、23/3期も好調を維持できる見通し。株価は年初来高値を更新すると予想している。
★10:12 ケンコーマヨネーズ－東海東京が投資判断を引き上げ 22/3期1Qは好スタートの印象
ケンコーマヨネーズ<2915.T>が大幅反発。東海東京調査センターでは、22/3期1Qは好スタートの印象と指摘。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は1780円→1910円に引き上げた。
22/3期通期業績は、売上高732億円、前年比6.8%増、経常利益15.36億円、同25.1%減の増収二桁減益と予想。通期会社計画（売上高732億円、経常利益15.0億円）に対して売上高は概ね会社計画水準も経常利益は若干の超過を見込んでいる。1Q実績からみて売上高が前年の新型コロナ感染症の反動増として外食とCVSの増収を想定、また原材料価格高騰の中でも経常二桁増益となった1Qの実績を考慮したという。
ケンコーマヨネーズ<2915.T>が大幅反発。東海東京調査センターでは、22/3期1Qは好スタートの印象と指摘。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は1780円→1910円に引き上げた。
22/3期通期業績は、売上高732億円、前年比6.8%増、経常利益15.36億円、同25.1%減の増収二桁減益と予想。通期会社計画（売上高732億円、経常利益15.0億円）に対して売上高は概ね会社計画水準も経常利益は若干の超過を見込んでいる。1Q実績からみて売上高が前年の新型コロナ感染症の反動増として外食とCVSの増収を想定、また原材料価格高騰の中でも経常二桁増益となった1Qの実績を考慮したという。
★10:14 ユーザべース－4日ぶり大幅反発 プロトソリューションとジョイントベンチャー設立
ユーザベース<3966.T>が4日ぶり大幅反発。同社は16日10時、デジタルマーケティング事業などを行うプロトソリューション（沖縄県宜野湾市）と、多種多様な経済情報の取得・整理を目的にジョイントベンチャー「ＵＢ Ｄａｔａｔｅｃｈ」を設立すると発表した。
このジョイントベンチャーを通じ、他社から取得することが困難な情報をタイムリーに取得・整理するために、同社の技術力とプロトソリューションのプロセス構築力を掛け合わせることで、各プロダクト・サービスにおけるデータの種類や更新スピードなどの顧客価値を向上させることができるとしている。
ユーザベース<3966.T>が4日ぶり大幅反発。同社は16日10時、デジタルマーケティング事業などを行うプロトソリューション（沖縄県宜野湾市）と、多種多様な経済情報の取得・整理を目的にジョイントベンチャー「ＵＢ Ｄａｔａｔｅｃｈ」を設立すると発表した。
このジョイントベンチャーを通じ、他社から取得することが困難な情報をタイムリーに取得・整理するために、同社の技術力とプロトソリューションのプロセス構築力を掛け合わせることで、各プロダクト・サービスにおけるデータの種類や更新スピードなどの顧客価値を向上させることができるとしている。
★10:24 日本鋳造－一時ストップ高 低熱膨張合金「LEX」の輸出開始 半導体装置向けと伝わる
日本鋳造<5609.T>が一時ストップ高。日刊産業新聞は16日、同社が独自の低熱膨張合金「LEX（レックス）」の輸出を開始したと報じた。
記事によれば、2020年度は欧州向け、21年度はアジア向けで半導体製造装置メーカーへの輸出を行っているもよう。「LEX」の引き合いは増えており、将来的に輸出増加を図る計画としている。
日本鋳造<5609.T>が一時ストップ高。日刊産業新聞は16日、同社が独自の低熱膨張合金「LEX（レックス）」の輸出を開始したと報じた。
記事によれば、2020年度は欧州向け、21年度はアジア向けで半導体製造装置メーカーへの輸出を行っているもよう。「LEX」の引き合いは増えており、将来的に輸出増加を図る計画としている。
★10:29 東京ガス－反発 LNGのトレーディング事業拡大と報じられる
東京ガス<9531.T>が反発。16日付の化学工業日報は、同社が発電燃料や水素・アンモニア源として世界的に需要が伸びる液化天然ガス（LNG）のトレーディング事業を拡大すると報じた。
記事によれば、石炭からの急速なエネルギー転換を背景に、LNG輸入国やトレーダーが増えるなか、日本市場を基盤としつつ、グローバルに売買を組成するという。自社船も活用し、アジア諸国などで存在感を高めるようだ。東南アジアでは、ガスインフラ開発もテコにLNG取引量を増やしたい考えだとしている。
東京ガス<9531.T>が反発。16日付の化学工業日報は、同社が発電燃料や水素・アンモニア源として世界的に需要が伸びる液化天然ガス（LNG）のトレーディング事業を拡大すると報じた。
記事によれば、石炭からの急速なエネルギー転換を背景に、LNG輸入国やトレーダーが増えるなか、日本市場を基盤としつつ、グローバルに売買を組成するという。自社船も活用し、アジア諸国などで存在感を高めるようだ。東南アジアでは、ガスインフラ開発もテコにLNG取引量を増やしたい考えだとしている。
★10:31 信越化学－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
信越化学工業<4063.T>が小幅安。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業績予想を上方修正。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は22400円→25400円に引き上げた。
PVC・苛性ソーダの需給が従来想定以上にタイト基調で推移すると判断、市況前提を上方修正し、生活環境基盤材料事業の営業利益予想を大幅に引き上げた。シリコーンの価格前提も上方に修正し、機能材料事業の営業利益予想も引き上げている。一方、電子材料事業の営業利益予想は22/3期2～24/3期までは減額、25/3期以降は増額とした。
信越化学工業<4063.T>が小幅安。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業績予想を上方修正。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は22400円→25400円に引き上げた。
PVC・苛性ソーダの需給が従来想定以上にタイト基調で推移すると判断、市況前提を上方修正し、生活環境基盤材料事業の営業利益予想を大幅に引き上げた。シリコーンの価格前提も上方に修正し、機能材料事業の営業利益予想も引き上げている。一方、電子材料事業の営業利益予想は22/3期2～24/3期までは減額、25/3期以降は増額とした。
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