今日の株式見通し-押し目買いが優勢か 米国株はまちまち
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。3指数とも前日大幅安の反動で買いが先行したものの、中国恒大集団のデフォルトリスクが意識される中、全般的に上値は重かった。ドル円は足元で109円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて20円高の29780円、ドル建てが85円高の29845円で取引を終えた。
下げたダウ平均やS&P500は小幅な下落にとどまった。恒大集団への懸念はくすぶるが、グローバルマーケットで警戒するのはここで米国株がクラッシュ的な下げになることで、少なくとも21日の米国株はそのような反応ではなかった。きのうの日経平均は600円を超える下落となったが、安値は開始早々につけて下げ渋っており、きょうは押し目買いが優勢になると予想する。東京市場はあすが休場だが、その間にFOMCの結果発表があることも、売りを手控える要素となる。本日発表される日銀金融政策決定会合の結果は現状維持が濃厚だが、やや相場が不安定となっている中で引け後に黒田総裁の会見が控えていることは、一定の安心材料になるだろう。日経平均の予想レンジは29900円-30200円
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ