後場コメント No.4 ナブテスコ、キヤノン、三洋化、しまむら

2021/09/27(月) 15:02
★14:20  ナブテスコ-みずほが目標株価引き上げ 次期中計の内容等を注視したい
 ナブテスコ<6268.T>が大幅反落。みずほ証券では、次期中計の内容等を注視したいと指摘。投資評価は「中立」を継続、目標株価は4500円から4950円に引き上げた。

 今後、中国政府によるインフラ投資強化や排ガス規制変更に伴う油圧ショベルの買い替え需要の増加等により、中国向け油圧機器が回復する可能性はあると指摘。しかしながら、中国不動産市場を取り巻く混乱により依然不透明感は強く、今後の動向を注視する必要があると言及している。また、22/12期より次期中期経営計画が始まる公算と指摘。中期的視点での、1)海外拡販の成否(特にTRSセグメント)、2)事業ポートフォリオやキャッシュアロケーションの考え方、等を慎重に見極めたいと考えている。

★14:35  キヤノン-続伸 インフラ構造物点検時の効率的な画像取得を支援する新ツールを参考展示
 キヤノン<7751.T>が続伸。同社は27日、点検画像品質確認ツール「Inspection Image Quality Checker」について、10月6日より東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2021」のCHETブースにて参考展示すると発表した。

 同ツールについては、中日本高速道路傘下の中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京と共同で、橋梁やトンネルなどの社会インフラ構造物や建築物の点検時に使用する画像の品質を可視化し精査することを目的に検討に取り組んでおり、、有用性が確認されたことから、製品化に向けた検討を続けていくとしている。

★14:35  三洋化成-反落 独BASFとポリウレタンディスパージョンの協業に向け覚書調印
 三洋化成工業<4471.T>が反落。同社は27日、総合化学メーカーの独BASFとポリウレタンディスパージョン(PUD)の協業に向けて覚書に調印したと発表した。

 今回の戦略的協業が実現することで、共同開発が強化され両社はPUDの生産ネットワークを活用することができるようになるという。この連携によりバリューチェーン全体で、カーボンフットプリントを低減しながら、柔軟性と信頼性を顧客に提供するとしている。

 なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。

★14:55  しまむら-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 上期は59%増
 しまむら<8227.T>が後場上げ幅拡大。同社は27日14時45分、22.2期通期の連結営業利益予想を従来の386.5億円から456.8億円(前期比20.1%増)に引き上げると発表した。

 22.2期上期(2月21日-8月20日)の連結営業利益は253.4億円(前年同期比58.6%増)だった。主力のしまむら事業でPB展開などが好調だったことが寄与した。


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