前場コメント No.2 アルテック、アルインコ、リブワーク、武田、JCRファーマ、U.S.M.H

2021/10/06(水) 11:32
★9:04  アルテック-6日ぶり反発 3Q累計営業益20%増 飲料用プリフォームの販売数量が堅調に推移
 アルテック<9972.T>が6日ぶり反発。同社は5日に、21.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は4.4億円(前年同期比19.8%増)だったと発表した。プリフォーム事業が、飲料用プリフォームの販売数量が堅調に推移したことなどにより、増益となったことが寄与した。通期の会社計画6.5億円に対する進ちょくは67.5%。

★9:04  アルテック-6日ぶり反発 上限17万株・5000万円の自己株取得へ 割合は1.14%
 アルテック<9972.T>が6日ぶり反発。同社は5日に、上限17万株・5000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月6日~11月30日。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は1.14%となっている。

★9:04  アルインコ-7日ぶり反発 上期営業益を下方修正 通期は据え置き
 アルインコ<5933.T>が7日ぶり反発。同社は5日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の14.0億円から9.1億円(前期比6.7%減)に引き下げると発表した。

 鋼材やアルミなど原材料価格が期初から想定を上回るスピードで上昇し続けていることや為替相場が想定よりも円安水準で推移したこと、海外仕入に伴なう運送コストなどの上昇、M&Aによる株式取得関連費用の発生など、複数のコスト上昇要因により、前回予想を下回る見通し。通期予想は据え置いた。

 なお、株価は通期予想を据え置いていることから、下期挽回への期待で買いが先行している。

★9:05  Lib Work-大幅高 7-9月の戸建住宅事業の受注金額速報値79%増
 Lib Work<1431.T>が大幅高。同社は5日、22.6期1Q(7-9月)戸建住宅事業の受注速報を発表した。

 同期間の受注棟数は前年同期比56%増、受注金額は79%増となった。

★9:05  武田薬品-4日続落 TAK-994の臨床第2相試験で安全性シグナルの存在明らかに
 武田薬品工業<4502.T>が4日続落。同社は6日8時30分に、経口投与可能なオレキシン2型受容体選択的作動薬であるTAK-994の臨床第2相試験において、安全性シグナルの存在が明らかになったと発表した。

 緊急の予防策として、患者への投与を中断し、2つの臨床第2相試験を予定より早く終了することを決定した。これによりTAK-994のベネフィット・リスクプロファイル評価を迅速に実施し、プログラムの次の段階について判断するとしている。

★9:05  JCRファーマ-反発 ムコ多糖症I型治療酵素製剤がFDAよりファストトラック指定
 JCRファーマ<4552.T>が反発。同社は5日に、ムコ多糖症I型治療酵素製剤(開発番号:JR-171)について、米国食品医薬品局(FDA)よりファストトラック制度の指定を受けたと発表した。今回のファストトラック指定により、米国におけるJR-171の臨床開発の迅速化、優先審査や早期承認が期待されるとしている。

★9:05  ユナイテッドスーパー-続落 上期営業益53%減 緊急事態宣言など影響
 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>が続落。同社は5日、22.2期上期(3-8月)の連結営業利益が52.6億円(前年同期比53.4%減)だったと発表した。

 緊急事態宣言の発出とその延長、長雨や低温などの天候の影響を受けたことなどが響いた。


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