前場コメント No.6  日立、アオキスーパー、ナブテスコ、レンゴー、フジシール、セリア

2021/10/06(水) 11:32
★9:44  日立製作所-4日ぶり反発 エジプト・サウジ間に送配電 1000億円前後で受注=日経
 日立製作所<6501.T>が4日ぶり反発。6日付の日本経済新聞朝刊は、同社がエジプトとサウジアラビアをつなぐ送配電システムを受注したと報じた。

 記事によれば、受注額は非公表だが1000億円前後とみられる。1350キロメートルの長距離間で3000メガワットの電力をやりとりする。各国が「脱炭素」の政策を競うなか、再生可能エネルギーで発電した余剰電力を消費地に送る電力融通の市場を取り込むとしている。

★9:49  アオキスーパー-3日続落 上期営業益69%減 巣ごもり需要の反動減が響く
 アオキスーパー<9977.T>が3日続落。同社は5日、22.2期上期(3-8月)の営業利益は5.9億円(前年同期比68.9%減)だったと発表した。通期の会社計画15.0億円に対する進ちょくは39.0%。

 昨年は新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要が急激に高まったが、巣ごもり需要の反動減が響いたとしている。

★9:50  ナブテスコ-大幅高 包装シール検査システムメーカーEngilicoを買収
 ナブテスコ<6268.T>が大幅高。同社は5日、連結子会社であるPACRAFT(東京都港区)が、フィルム包装におけるシール検査システムメーカーであるEngilico Engineering Solutions(ベルギーロツェラール)の全株式を取得する契約を締結したと発表した。

 Engilicoの優れたプログラミング・解析技術とPACRAFTの包装技術を融合して生まれるシナジーによって、さらに高度な自動化ソリューションの提供をめざすとしている。

★9:57  レンゴー-東海東京が目標株価引き下げ 燃料費上昇も段ボール販売の増加から利益成長が続こう
 レンゴー<3941.T>が大幅反発。東海東京調査センターでは、燃料費上昇も段ボール販売の増加から利益成長が続こうと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を1350円→1300円と引き下げた。

 東海東京では、22.3期通期業績を売上高7455億円(前年比9.5%増)、営業利益423億円(同5.9%増)と予想。売上高は国内外で段ボール販売見通しの引き上げ、セロファンの値上げや、大興製紙の子会社化などを織り込み、前回予想を引き上げた。一方、燃料費の上昇を織り込み、営業利益は前回予想を引き下げた。目標株価は引き下げるものの、現在の株価との乖離からレーティングはOutperformを継続するとしている。

★9:58  フジシール-大幅高 子会社のタックラベル事業などを譲渡 譲渡価額34億円
 フジシールインターナショナル<7864.T>が大幅高。同社は5日、連結子会社であるPAGOのタックラベル事業および所有不動産を譲渡したと発表した。

 譲渡価額は計2800万スイスフラン(約34億円)としている。

★10:03  セリア-大幅高 9月既存店売上高2%増 全社は8%増
 セリア<2782.T>が大幅高。同社は5日、9月の既存店売上高が前年同月比2.4%増だったと発表した。全社売上高は同8.4%増だった。既存店客数は1.2%増、既存店客単価は1.2%上昇した。


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