〔Market Flash〕不祥事企業の株価パフォーマンス~三菱UFJMS

2021/10/07(木) 12:40
【12:40】不祥事企業の株価パフォーマンス~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、コーポレートガバナンス・コード制定を機に、企業不祥事の発覚も増えたが、これに対して第三者委員会を設置して再発防止・企業体質改善に取り組もうとする企業があることに注目。「第三者委員会ドットコムウェブサイト」に掲載されている企業で、委員会設置後36カ月の株価が取得できる企業の株価パフォーマンスについて考察している。結果、いずれの市場でも8~24カ月後に見直し買いが入りやすくなっているとのこと。第三者委員会が報告書を公表するのが設置から約2~3カ月後で、報告書公表の半年後から不祥事の影響が薄れてくるとも考えられるとしている。三菱UFJMSでは、上場廃止となる銘柄もあることから生存者バイアスは考慮しなければならないものの、不祥事企業へのエンゲージメントを行う投資家にはポジティブと言えそうとコメントしている。 【10:35】中長期の視点でみる今後の物色候補~東海東京  東海東京調査センターでは、中長期的な投資アイデアとして、4つのテーマを選定している。(1)「経済活動正常化」の進展が業績の持ち直しにつながる銘柄、(2)新型コロナ感染拡大を契機とした「新たな生活様式」に対応した銘柄、(3)中長期的な需要拡大が期待できる「半導体、次世代技術」に関連する銘柄、(4)自動車を中心に世界的な在庫不足に対応した「挽回生産」で恩恵を受ける銘柄―などが、今後の物色候補になると考えている。また、この着眼点に基づき、コメ兵<2780.T>、サムコ<6387.T>を紹介している。 【9:25】今後の原油価格は頭打ちか~SMBC日興  SMBC日興証券では、世界的にエネルギー価格が高騰していることを受けてリポートしている。米国では原油在庫率が低下しており、需給ひっ迫から原油価格が上昇している。在庫が減っている背景としてSMBC日興では、原油需要がコロナ禍から回復する中、生産の回復が遅れていることを挙げている。また、シェールオイルの生産回復も遅れており、この原因としては、米石油企業への規制や財務規律の維持を指摘している。ただ、この2要因は緩和してきているとのこと。原油価格の上昇は抑制、または頭打ちになっていくのではないかと思われるとSMBC日興ではコメントしている。 【8:45】寄り前気配は野村不HD、日産化、オークマ、ミスミGが高い気配値  主力株の寄り前気配では、野村不HD<3231>+11.93%、日産化<4021>+9.03%、オークマ<6103>+8.22%、ミスミG<9962>+6.49%、テルモ<4543>+6.49%、ニッコンHD<9072>+6.39%、エプソン<6724>+6.38%、住友林<1911>+5.94%、リンテック<7966>+5.73%、ダイキン<6367>+5.63%などが高い気配値。  一方、三菱自<7211>-7.23%、INPEX<1605>-6.76%、ホトニクス<6965>-6.53%、川崎船<9107>-5.60%、出光興産<5019>-5.58%、日産自<7201>-5.49%、高島屋<8233>-5.34%、JAL<9201>-5.20%、ANA<9202>-5.09%、大陽日酸<4091>-5.00%などが安い気配値となっている。
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