前場コメント No.5 ＯＫＫ、キユーピー、栗田工、関西スパ、タマホーム、エーアイ
★9:42 ＯＫＫ－急騰 1Q営業赤字3.6億円も監理銘柄（確認中）の指定解除を好感
ＯＫＫ<6205.T>が急騰。同社は12日、22.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は3.6億円の赤字（前年同期は6.9億円の赤字）だったと発表した。
市況は回復基調で進み受注環境は戻りつつあるが、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が続き、コロナ前と比べて低調に推移した。
同社は、過去の会計処理の誤りの可能性および役員による不適切な業務執行の可能性を調査していたため、22.3期1Qの決算発表が決算期末後50日を超えることとなった。
なお、同時に東京証券取引所から監理銘柄（確認中）指定が解除されたことも発表しており、株価はこちらを好感した買いが優勢となっている。
ＯＫＫ<6205.T>が急騰。同社は12日、22.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は3.6億円の赤字（前年同期は6.9億円の赤字）だったと発表した。
市況は回復基調で進み受注環境は戻りつつあるが、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が続き、コロナ前と比べて低調に推移した。
同社は、過去の会計処理の誤りの可能性および役員による不適切な業務執行の可能性を調査していたため、22.3期1Qの決算発表が決算期末後50日を超えることとなった。
なお、同時に東京証券取引所から監理銘柄（確認中）指定が解除されたことも発表しており、株価はこちらを好感した買いが優勢となっている。
★9:46 キユーピー－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 生産拠点再編と業務用の収益性改善に期待
キユーピー<2809.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、生産拠点再編効果と需要回復による業務用の収益性改善に期待。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2400円→2500円に引き上げた。
三菱ＵＦＪでは、当面マヨネーズの追加値上げは想定していないが、業務用の需要回復や、国内の生産拠点再編・集約による合理化効果の可視化、中国や北米事業の成長の持続性に注目している。ただ、現状の株価バリュエーションは、これらを一定程度織り込んでも適正と考えている。22/11期営業利益は285億円（従来282億円、前年比4％増）と予想。従来予想からは、業務用と海外の前提を引き上げた。
キユーピー<2809.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、生産拠点再編効果と需要回復による業務用の収益性改善に期待。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2400円→2500円に引き上げた。
三菱ＵＦＪでは、当面マヨネーズの追加値上げは想定していないが、業務用の需要回復や、国内の生産拠点再編・集約による合理化効果の可視化、中国や北米事業の成長の持続性に注目している。ただ、現状の株価バリュエーションは、これらを一定程度織り込んでも適正と考えている。22/11期営業利益は285億円（従来282億円、前年比4％増）と予想。従来予想からは、業務用と海外の前提を引き上げた。
★9:48 栗田工業－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ メンテ、精密洗浄の貢献等で中期成長の確度高まる
栗田工業<6370.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、メンテ、精密洗浄の貢献等で中期成長確度が更に高まると指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は6350円→6440円に引き上げた。
22/3期1Q決算等を受け、23/3期以降の業績予想を上方修正。受注好調な収益性の高いメンテナンスや精密洗浄の貢献等が背景という。装置納入後の超純水供給やメンテナンス、SPEの部品洗浄、薬品などが収益源であり、現状のSPE需要活況は中期成長性をより高めることになるとコメントしている。
栗田工業<6370.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、メンテ、精密洗浄の貢献等で中期成長確度が更に高まると指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は6350円→6440円に引き上げた。
22/3期1Q決算等を受け、23/3期以降の業績予想を上方修正。受注好調な収益性の高いメンテナンスや精密洗浄の貢献等が背景という。装置納入後の超純水供給やメンテナンス、SPEの部品洗浄、薬品などが収益源であり、現状のSPE需要活況は中期成長性をより高めることになるとコメントしている。
★9:59 関西スーパー－急騰 同社株主の伊藤忠食品が臨時株主総会を前に質問書送付 買収合戦の行方巡り思惑
関西スーパーマーケット<9919.T>が急騰。同社株主の伊藤忠食品<2692.T>が12日、29日に開催が予定されている同社臨時株主総会の議案に対する質問書を送付したと発表したことが材料。
同社を巡っては、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>傘下のイズミヤおよび阪急オアシスとの株式交換をもとに経営統合をめざしており、一方でスーパーのオーケーが同社に対する株式公開買い付け（TOB）を検討している。
伊藤忠食品は臨時株主総会において重要な意思決定を行うにあたり、現時点で同社から検討に足る十分な情報・検討材料が開示されていないとして、同社およびイズミヤならびに阪急オアシスの普通株式の価値評価額とその算定根拠を示すとともに、今後の同社と目標株価と具体的な達成時期の目安などについて、回答を求めている。
同質問書について、複数メディアが取り上げており、オーケーのTOB成立の可能性が高まったとの見方から、買いが優勢となっている。
関西スーパーマーケット<9919.T>が急騰。同社株主の伊藤忠食品<2692.T>が12日、29日に開催が予定されている同社臨時株主総会の議案に対する質問書を送付したと発表したことが材料。
同社を巡っては、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>傘下のイズミヤおよび阪急オアシスとの株式交換をもとに経営統合をめざしており、一方でスーパーのオーケーが同社に対する株式公開買い付け（TOB）を検討している。
伊藤忠食品は臨時株主総会において重要な意思決定を行うにあたり、現時点で同社から検討に足る十分な情報・検討材料が開示されていないとして、同社およびイズミヤならびに阪急オアシスの普通株式の価値評価額とその算定根拠を示すとともに、今後の同社と目標株価と具体的な達成時期の目安などについて、回答を求めている。
同質問書について、複数メディアが取り上げており、オーケーのTOB成立の可能性が高まったとの見方から、買いが優勢となっている。
★10:00 タマホーム－急落 1Q営業益2.1倍も進ちょく遅れなど嫌気
タマホーム<1419.T>が急落。同社は12日、22.5期1Q（6-8月）の連結営業利益は27.7億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は24.5％。
住宅事業において、戦略商品である「地域限定商品」および期間限定商品を中心に受注が好調に推移したことなどが寄与した。1Qの営業利益としては、上場来で過去最高を更新したとしている。
なお、通期計画に対して進ちょくがやや遅れていることや、同時に発表した9月の受注速報が前年同月比3％増と、臨時休業があった8月を除いて以前よりも伸びが鈍化していることもあり、株価は今後の業績動向を警戒した売りが優勢となっている。
タマホーム<1419.T>が急落。同社は12日、22.5期1Q（6-8月）の連結営業利益は27.7億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は24.5％。
住宅事業において、戦略商品である「地域限定商品」および期間限定商品を中心に受注が好調に推移したことなどが寄与した。1Qの営業利益としては、上場来で過去最高を更新したとしている。
なお、通期計画に対して進ちょくがやや遅れていることや、同時に発表した9月の受注速報が前年同月比3％増と、臨時休業があった8月を除いて以前よりも伸びが鈍化していることもあり、株価は今後の業績動向を警戒した売りが優勢となっている。
★10:09 エーアイ－急落 上期営業益予想を下方修正 防災分野が低調
エーアイ<4388.T>が急落。同社は12日、22.3期上期（4-9月）の営業利益予想を従来の6000万円から4300万円（前年同期比59％減）に下方修正すると発表した。
前期に堅調となった防災分野が低調に推移した。コンシューマー向けパッケージ「A.I.VOICE」シリーズの新製品リリースが、一部後ろ倒しになったことも響く。
エーアイ<4388.T>が急落。同社は12日、22.3期上期（4-9月）の営業利益予想を従来の6000万円から4300万円（前年同期比59％減）に下方修正すると発表した。
前期に堅調となった防災分野が低調に推移した。コンシューマー向けパッケージ「A.I.VOICE」シリーズの新製品リリースが、一部後ろ倒しになったことも響く。
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