前場コメント No.2 テノHD、CKサンエツ、昭栄薬品、ナフコ、CAICA、Dガレージ

2021/10/20(水) 11:32
★9:02  テノHD-売り気配 通期営業益予想を下方修正 一転減益へ 預け控えで稼働減少
 テノ.ホールディングス<7037.T>が売り気配。同社は19日、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の6.2億円から4.3億円(前期比29.2%減)に下方修正すると発表した。従来予想の1.3%増から一転して減益を見込む。

 在宅勤務の増加や育休延長および感染リスクへの不安による「預け控え」などに起因し、受託保育事業における運営施設では3Q(7-9月)以降稼働状況が減少しており、今後も同様の状況が続くと見込む。公的保育事業おける運営施設においても入所児童数が低推移となっており、これらによる売り上げの減少が響く。

★9:03  CKサンエツ-買い気配 25万株・10億円を上限に自社株買い 割合は2.82%
 CKサンエツ<5757.T>が買い気配。同社は19日、25万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2021年10月20日~2022年10月19日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.82%となる。

★9:03  昭栄薬品-買い気配 上期営業益予想を上方修正 自動車関連からの受注好調
 昭栄薬品<3537.T>が買い気配。同意者は19日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の0.7億円から1.1億円(前年同期比2倍)に上方修正すると発表した。

 海外経済が改善してきたこともあり、界面活性剤業界の生産・販売活動は回復基調となった。これにより、自動車関連や繊維油剤関連の主要得意先からの受注が好調に推移したことなどが寄与する。

★9:04  ナフコ-続落 通期営業益を下方修正 巣ごもり需要の反動減響く
 ナフコ<2790.T>が続落。同社は19日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の187.9億円から137.0億円(前期比24.8%減)に引き下げると発表した。

 前年大きく伸長したコロナウイルス感染症対策商品、巣ごもり需要の反動減が想定以上に大きく、前回予想を下回る見通し。

★9:04  CAICA-買い気配 NFTプラットフォーム拡販でGAZIRUとアライアンス締結
 CAICA<2315.T>が買い気配。同社は19日、子会社のCAICAテクノロジーズが、NFTプラットフォームの拡販に関して画像認識製品「GAZIRU 個体識別サービス」を提供するGAZIRU(東京都港区)とアライアンスを締結したと発表した。

 GAZIRUとの連携では、タグやシリアルナンバーが付与されていないリアルな「モノ」であっても汎用のカメラを通して個体識別し、その結果をNFTプラットフォーム上で扱う想定だという。CAICAテクノロジーズのNFTプラットフォームは、個体識別情報が付与されたNFTトークンを発行して流通させる機能を持つことから、ユースケースの大幅な拡大を見込むとしている。

★9:04  デジタルガレージ-3日ぶり反発 暗号資産管理で野村HDと提携=日経
 デジタルガレージ<4819.T>が3日ぶり反発。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下でブロックチェーン(分散型台帳)を活用した事業をてがけるCrypto Garageが、野村ホールディングス<8604.T>と資本業務提携すると報じた。

 記事によれば、機関投資家などの法人に代わって暗号資産の保管や管理を担うカストディ(資産管理)事業で協業するとしている。


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