前場コメント No.7 高度紙、アールプランナ、郵船、PS三菱、ボルテージ、セレス

2021/10/21(木) 11:32
★10:26  ニッポン高度紙-もみ合い 全固体電池に不織布支持体提案と報じられる
 ニッポン高度紙工業<3891.T>がもみ合い。21日付の化学工業日報は、同社が全固体電池向けに、不織布による支持体のソリューション提案を強化すると報じた。

 記事によれば、リチウムイオン2次電池(LiB)で用いる液体の電解質の代わりに固体電解質を使用する全固体電池だが、固体電解質単体での自立性や薄型化は困難だといわれているようだ。そこで、支持体に電解質を充填させ固体電解質に自立性を与えることで、量産性の確立を支援していくという。今後は強度の向上を図るなど、支持体のさらなる改善に取り組むとしている。

★10:38  アールプランナー-ストップ高買い気配 注文住宅ブランド「Fの家」グッドデザイン賞を受賞
 アールプランナー<2983.T>がストップ高買い気配。同社は20日、注文住宅ブランド「Fの家」が2021年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。また、同受賞に合わせて、Webサイトをリニューアルしている。

★10:42  日本郵船-もみ合い スウェーデン海洋港湾資材メーカーと新型係留システム国内普及に向け協業
 日本郵船<9101.T>がもみ合い。同社は20日、スウェーデンの海洋港湾資材メーカーであるトレルボルグ・マリンシステムズと、新型係留システム「DynaMoor(ダイナムーア)」の国内普及に向けて協業すると発表した。

 「DynaMoor」は、岸壁において小さな専有面積で設置することができ、荷役の安全性の向上や港の稼働率の向上、停泊中の船舶を含めたサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減につながることが期待できるとしている。

★10:49  ピーエス三菱-反発 「プレキャストPC床版自動製図システム」を開発
 ピーエス三菱<1871.T>が反発。同社は20日、JIPテクノサイエンス(東京都千代田区)と共同でプレキャストPC床版の自動製図システムを開発したと発表した。

 同システムは線形データを読み込み、プレキャストPC床版の割り付けから、床版形状図、床版配筋図までの一連の図面作成を行うもので、床版設計業務の大幅な効率化・省力化を図り、今後の更新事業に対応するとしている。

★10:58  ボルテージ-反発 初のスイッチ向けオリジナルタイトル 22年に発売
 ボルテージ<3639.T>が反発。同社は20日、初のNintendo Switch向けオリジナルタイトル「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」を、2022年に発売すると発表した。

 Nintendo Switch 向け事業は、同社が過去に制作した「日本語女性向け」タイトルを低コストで移植するモデルが奏功し、提供開始から1年で累計黒字化を達成するなど順調に拡大してきたという。今回、さらなる事業拡大をめざし、オリジナルタイトルの発売を決定したとしている。

 「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」では、豪華アーティストによる主題歌、豪華声優陣によるキャラクターボイスが楽しめ、魅力あふれるダークファンタジーを体験できるとした。

★11:01  セレス-急騰 ビットコイン価格 一時6万6000ドル超で過去最高値更新を好感
 セレス<3696.T>が急騰。20日にビットコイン価格が一時6万6000ドル超まで上昇し、過去最高値を更新したことが手がかり。

 米市場でビットコイン先物ETFが上場したことなどを支援材料に、あしもとビットコイン価格は上昇基調。同社の持分法適用会社である暗号資産交換所ビットバンクの業績に追い風との見方から、買いが優勢となっている。また、コインチェックを傘下に持つマネックスグループ<8698.T>は買い先行後、利益確定売りに押され上げ幅を縮めている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ