〔Market Flash〕銀行セクターでは株主還元強化に期待~SBI

2021/10/22(金) 12:40
【12:40】銀行セクターでは株主還元強化に期待~SBI  SBI証券では銀行セクターに関して、メガバンクの中では三菱UFJ<8306.T>と三井住友<8316.T>が今期中、早ければ中間決算で自社株取得の発表を行うと考えている。規模はともに700億円を予想しており、三菱UFJが1000億円を超える数字を出せばサプライズになるとみている。三菱UFJはユニオンバンクの売却を発表した際に、売却益で自社株取得をするとしているが、これは来年度23.3期の話とコメント。その他の銀行では、三井住友トラスト<8309.T>、コンコルディア<7186.T>、千葉銀行<8331.T>、群馬銀行<8334.T>、山口FG<8418.T>が自社株取得を行うとSBIでは考えている。 【10:30】外食の株価は助成金収入で動いている~SMBC日興  SMBC日興証券では外食業界に関して、助成金収入が業績に影響を与え、その計上方法が各社異なることが株価パフォーマンスに影響を与えていると指摘している。助成金収入の計上方法別にグループ分けしてパフォーマンスを計測したところ、助成金収入を営業利益に計上しているグループのパフォーマンスが良好であったとのこと。SMBC日興では、本質的には計上方法の違いで企業価値に差がないこと、助成金収入は一時的であることを踏まえると、助成金収入を営業利益に計上する企業群の株価は、その他の企業群に比べて割高である可能性が考えられるとコメントしている。 【9:40】運輸では旅客は需要回復に期待、海運は還元方針に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では運輸サブセクターの2Q決算のポイントについて考察している。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>、京王電鉄<9008.T>などの鉄道銘柄は、22.3期通期業績計画を下方修正する可能性があるとみている。エアラインの2Q業績は、コスト削減により四半期比で改善すると予想。物流銘柄の中では、中小型株は堅調な業績、大型B2B銘柄は市場コンセンサス並みの業績を確認できると考えている。海運では、市場コンセンサスを上回る2Q決算と、通期業績の上方修正に伴う日本郵船<9101.T>と商船三井<9104.T>の増配、または自社株買いを予想している。 【8:45】寄り前気配は淀川鋼、阪和興、USS、LIXILGが高い気配値  主力株の寄り前気配では、淀川鋼<5451>+9.28%、阪和興<8078>+6.75%、USS<4732>+6.20%、LIXILG<5938>+3.57%、ツムラ<4540>+3.43%、パンパシHD<7532>+3.34%、ニフコ<7988>+3.19%、NOK<7240>+3.06%、NTTデータ<9613>+2.90%、阿波銀<8388>+2.81%などが高い気配値。  一方、ダイセキ<9793>-19.52%、ネクソン<3659>-10.12%、三和HD<5929>-8.26%、アズビル<6845>-6.88%、JPX<8697>-6.62%、大日住薬<4506>-6.41%、大陽日酸<4091>-6.29%、コナミ<9766>-6.02%、TBSHD<9401>-5.98%、三菱電<6503>-5.48%などが安い気配値となっている。
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