前場コメント No.2 電通G、東芝、日ペイントH、T&DHD、セコニック、みずほ

2021/11/15(月) 11:33
★9:02  電通グループ-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は11.5倍
 電通グループ<4324.T>が買い気配。同社は12日、21.12期通期の連結営業損益予想(IFRS)を従来の2096億円の黒字から2433億円の黒字(前期比は1406億円の赤字)に引き上げると発表した。

 足もとの業績は、コロナ禍からの経済回復に大きく後押しされ、国内事業において顧客企業による、テレビ広告を中心としてマス広告出稿が想定以上に回復したこと、デジタル領域の需要が想定以上に拡大したことなどから、前回予想を上回る見通し。

 21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は2119億円(前年同期比11.5倍)だった。

★9:02  東芝-もみ合い 上期営業益14.4倍 半導体・エネルギー事業が好調
 東芝<6502.T>がもみ合い。同社は12日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益(米国基準)は450億円(前年同期比14.4倍)だったと発表した。

 半導体・エネルギー事業を中心に売り上げが増加した。主に大口案件の獲得により、受注高も堅調となった。
 
 併せて、22.3期通期の連結売上高予想を従来の3兆2500億円から3兆3500億円(前期比9.7%増)に上方修正することも発表した。

★9:02  東芝-もみ合い 今後2年間で1000億円の株主還元想定
 東芝<6502.T>がもみ合い。同社は12日、株主還元方針の変更を発表した。

 今後は2022~2023年度においても、適正資本水準を超える部分について、中核2事業のスピンオフの円滑な遂行を妨げない範囲で自己株式取得を含む株主還元を実施する。キオクシアホールディングスについても、株主価値の最大化を図りつつ、実務上可能な限り速やかに現金化し、手取金純額についてはスピンオフの円滑な遂行を妨げない範囲で、全額株主還元に充当するとしている。株主還元は、今後2年間で1000億円程度の想定とした。

★9:02  東芝-もみ合い 中核2事業のスピンオフを正式発表
 東芝がもみ合い。同社は12日、グループ中核事業のエネルギー・インフラ事業およびデバイス・ストレージ事業を新規上場会社としてスピンオフすることを正式に発表した。

 今回のスピンオフを通じ、成長戦略の明確化、意思決定のスピードの向上、コスト構造の最適化により各事業の競争力を強化し、持続的で利益ある成長と株主価値の向上を実現する。スピンオフに伴うコストとして、2021年度以降に100億円程度が発生する見込みとしている。

★9:03  日本ペイントHD-もみ合い 3Q累計営業益3%増 中国汎用塗料が好調
 日本ペイントホールディングス<4612.T>がもみ合い。同社は12日21.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS)が667.4億円(前年同期比3.2%増)だったと発表した。

 主力事業である中国の汎用塗料が好調に推移したことが寄与した。原材料価格が上昇した分を増収効果で吸収し増益となった。

★9:03  T&DHD-買い気配 上限5500万株・400億円の自己株取得へ 割合は9.44%
 T&Dホールディングス<8795.T>が買い気配。同社は12日に、上限5500万株・400億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は11月15日~2022年5月12日。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は9.44%となっている。

★9:03  T&DHD-買い気配 通期最終益を上方修正 上期は73%減
 T&Dホールディングス<8795.T>が買い気配。同社は12日に、22.3期通期の連結純利益予想を従来の160.0億円から360.0億円(前期比77.8%減)に引き上げると発表した。運用収支の好調および海外再保険関連会社に係る持分法投資損益が当初想定を大きく上回っていることが寄与する。

 併せて発表した、22.3期上期(4-9月)の連結純損益は309.9億円(前年同期比73.1%減)だった。

★9:03  セコニック-買い気配 TCSが1株3400円でTOB 上場廃止へ
 セコニック<7758.T>が買い気配。同社は12日、TCSアライアンス(東京都中央区)が実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、株主に対してTOBへの応募を推奨すると発表した。

 買い付け価格は1株につき3400円。買い付け期間は11月15日から12月27日。買付予定数は133万9234株。下限は78万2900株。上限は設けない。TOB成立後は、一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる予定。

★9:03  みずほFG-3日続伸 通期最終益予想を上方修正 配当予想も増額
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日続伸。同社は12日、22.3期通期の連結純利益予想を従来の5100億円から5300億円(前期比12.5%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは5633億円。

 22.3期上期(4-9月)の連結純利益は3857億円(前年同期比78.9%増)だった。預金利息などの資金調達費用、特別損失、法人税の減少などが寄与した。

 併せて、中間配当を従来予想の37.5円に対し40.0円に決定し、期末配当予想を37.5円から40.0円に引き上げることも発表した。年間配当予想は80.0円(前期は75.0円)となる。


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