前場コメント No.6 デンソー、サンオータス、ブティックス、小田急、旭化成、ＪＲ東
★10:05 デンソー－続伸 レアアース不要に 鉄ニッケル磁石の小型モーター用開発と伝わる
デンソー<6902.T>が続伸。19日付の日刊工業新聞は、同社が18日に、鉄とニッケルのみで構成しレアアース（希土類）が不要な磁石を5～10年内に実用化する方針を示したと報じた。
記事によれば、まずは小型モーターでの採用をめざし、将来は電動車用モーター向けの実用化を視野に入れるという。また、従来は難しかった100度以上での水素イオンの移動を可能にし、冷却装置の小型化が見込める燃料電池も2030年代の早い段階で実用化をめざす考えだとしている。
デンソー<6902.T>が続伸。19日付の日刊工業新聞は、同社が18日に、鉄とニッケルのみで構成しレアアース（希土類）が不要な磁石を5～10年内に実用化する方針を示したと報じた。
記事によれば、まずは小型モーターでの採用をめざし、将来は電動車用モーター向けの実用化を視野に入れるという。また、従来は難しかった100度以上での水素イオンの移動を可能にし、冷却装置の小型化が見込める燃料電池も2030年代の早い段階で実用化をめざす考えだとしている。
★10:23 サンオータス－大幅高 東急REIホテルで電動キックボードシェアリングサービス開始
サンオータス<7623.T>が大幅高。同社は19日10時、東急<9005.T>子会社の東急ホテルズと業務提携し、キングスカイフロント（神奈川県川崎市）において東急REIホテルを拠点とし、111月25日より電動キックボードシェアリングサービスを開始すると発表した。
東急REIホテルは、世界初の水素ホテルとして開業し、ホテル内の約30％の電力を水素でまかなうほか、残りの70％も食品廃棄物からできるメタンガスをエネルギーとして発電する100％CO2フリー電力で運営しているという。今回運用する電動キックボードもこの電力が供給されるため、同社初のエコ電力で動く電動キックボードシェアリングサービスになるとしている。
なお、株価は同発表後に一時17％超上昇する場面もみられた。
サンオータス<7623.T>が大幅高。同社は19日10時、東急<9005.T>子会社の東急ホテルズと業務提携し、キングスカイフロント（神奈川県川崎市）において東急REIホテルを拠点とし、111月25日より電動キックボードシェアリングサービスを開始すると発表した。
東急REIホテルは、世界初の水素ホテルとして開業し、ホテル内の約30％の電力を水素でまかなうほか、残りの70％も食品廃棄物からできるメタンガスをエネルギーとして発電する100％CO2フリー電力で運営しているという。今回運用する電動キックボードもこの電力が供給されるため、同社初のエコ電力で動く電動キックボードシェアリングサービスになるとしている。
なお、株価は同発表後に一時17％超上昇する場面もみられた。
★10:24 ブティックス－続伸 トライトキャリアと業務提携
ブティックス<9272.T>が続伸。同社は18日、医療・福祉分野などの人材紹介・派遣サービスを行うトライトグループ傘下のトライトキャリア（本社：大阪府大阪市）と業務提携契約を締結したと発表した。
提携により、M＆Aを検討および実行する介護・福祉事業所等の運営企業において、譲渡実行に際し人材需要がある場合に、トライトキャリアによる優先的人材確保の対応を行うほか、トライトキャリアの医療福祉事業者や保育事業者などの法人顧客における事業拡大や再編などの検討時には、同社によるM＆A支援の提案を実施するとしている。
★10:31 小田急－下げ幅拡大 10月度輸送人員4％増 宣言明けも小幅増にとどまる
小田急電鉄<9007.T>が下げ幅拡大。同社は19日10時、10月度の定期計輸送人員は5153万人（前年同月比3.4％増）、定期計運輸収入は77.8億円（同1.6％増）だったと発表した。百貨店業の合計取扱高は81.4億円（同2.9％増）、ホテル事業の売上高は1.8億円（同17.2％減）となった。
なお、緊急事態宣言明けの10月においても輸送人員や運輸収入が小幅な増加にとどまったことから、業績回復の遅れを嫌気した売りが優勢となっている。
ブティックス<9272.T>が続伸。同社は18日、医療・福祉分野などの人材紹介・派遣サービスを行うトライトグループ傘下のトライトキャリア（本社：大阪府大阪市）と業務提携契約を締結したと発表した。
提携により、M＆Aを検討および実行する介護・福祉事業所等の運営企業において、譲渡実行に際し人材需要がある場合に、トライトキャリアによる優先的人材確保の対応を行うほか、トライトキャリアの医療福祉事業者や保育事業者などの法人顧客における事業拡大や再編などの検討時には、同社によるM＆A支援の提案を実施するとしている。
★10:31 小田急－下げ幅拡大 10月度輸送人員4％増 宣言明けも小幅増にとどまる
小田急電鉄<9007.T>が下げ幅拡大。同社は19日10時、10月度の定期計輸送人員は5153万人（前年同月比3.4％増）、定期計運輸収入は77.8億円（同1.6％増）だったと発表した。百貨店業の合計取扱高は81.4億円（同2.9％増）、ホテル事業の売上高は1.8億円（同17.2％減）となった。
なお、緊急事態宣言明けの10月においても輸送人員や運輸収入が小幅な増加にとどまったことから、業績回復の遅れを嫌気した売りが優勢となっている。
★10:40 旭化成－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 一段と高まった安定性が光る局面
旭化成<3407.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、一段と高まった安定性が光る局面と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1650円から1700円に引き上げた。
営業利益予想は22/3期2130億円→2180億円、23/3期2220億円→2270億円へ上方修正。2Q決算での上振れ、好調な住宅受注等を踏まえ、住宅、基盤マテリアルを中心に増額した。23/3期にかけてAN-プロピレンスプレッドの大幅な縮小を予想する一方、感応度が低下しているため、他の事業の成長で十分に補うことが可能とみている。他の総合化学メーカーの多くが減益となる可能性が高い中、安定性が光る局面と考えている。
旭化成<3407.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、一段と高まった安定性が光る局面と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1650円から1700円に引き上げた。
営業利益予想は22/3期2130億円→2180億円、23/3期2220億円→2270億円へ上方修正。2Q決算での上振れ、好調な住宅受注等を踏まえ、住宅、基盤マテリアルを中心に増額した。23/3期にかけてAN-プロピレンスプレッドの大幅な縮小を予想する一方、感応度が低下しているため、他の事業の成長で十分に補うことが可能とみている。他の総合化学メーカーの多くが減益となる可能性が高い中、安定性が光る局面と考えている。
★10:41 ＪＲ東日本－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 首都圏のヒトの流出入の増加メリットを享受
東日本旅客鉄道<9021.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、首都圏のヒトの流出入の増加メリットを享受と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8900円→9400円に引き上げた。
今後は22/3下期の旅客需要動向に加え、従来以上に来期以降の業績動向を織り込む株価形成を予想している。短期的には政府によるGoToトラベルなどの旅行需要の喚起策により、最大の観光需要がある首都圏のヒトの流れの回復、中期的には「2027年度の鉄道事業のオペレーションコストを20/3期比で1000億円削減する方針」による損益分岐点の低下と利益回復を予想している。
東日本旅客鉄道<9021.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、首都圏のヒトの流出入の増加メリットを享受と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8900円→9400円に引き上げた。
今後は22/3下期の旅客需要動向に加え、従来以上に来期以降の業績動向を織り込む株価形成を予想している。短期的には政府によるGoToトラベルなどの旅行需要の喚起策により、最大の観光需要がある首都圏のヒトの流れの回復、中期的には「2027年度の鉄道事業のオペレーションコストを20/3期比で1000億円削減する方針」による損益分岐点の低下と利益回復を予想している。
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