前場コメント No.3 みずほ、タカショー、三菱自、AIメカテック、ローソン、東ガス

2021/11/26(金) 11:31
★9:05  みずほ-反落 金融庁、社外取の責任言及へ きょうにも処分=日経
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が反落。26日付の日本経済新聞朝刊は、金融庁がきょうにも今年8度のシステム障害を起こしたみずほ銀行と親会社の同社に業務改善命令を出し、社外取締役の執行部に対する監督責任に言及することがわかったと報じた。

 記事によれば、金融庁は監視・監督すべき立場の社外取締役が執行部の説明を追認するだけとなり、チェック機能が十分に働いていなかった可能性があるとみているようだ。業務改善命令の中で社外取締役の経営執行部に対する監督責任にも言及する方針としている。

★9:06  タカショー-売り気配 3Q累計営業益25%増 前四半期比で減益
 タカショー<7590.T>が売り気配。同社は25日、22.1期3Q累計(1月21日~10月20日)の連結営業利益が14.0億円(前年同期比25.0%増)だったと発表した。

 主力であるプロユース部門が好調だった。四半期ベースでは3Qの連結営業利益は2.4億円となり、2Qの同7.8億円を下回った。

★9:06  三菱自動車-4日ぶり反落 楽天と協業 6車種をサブスク販売
 三菱自動車<7211.T>が4日ぶり反落。同社は25日、楽天グループ<4755.T>と自動車販売におけるDX推進に向けた協業を開始すると発表した。

 この一環として「楽天市場」に「三菱自動車 楽天市場店」を出店し、同日から新車の販売を始めた。「三菱自動車 楽天市場店」では、SUV2車種、軽自動車4車種の計6車種を対象に、月額定額サービス「ウルトラマイカープラン」による新車の販売を行うという。
 
 「楽天市場」のユーザーは、商品内容の確認、オプションなどの決定、購入申し込みまでを「楽天市場」上で行うことが可能で、書類郵送による与信審査と契約手続きの実施後、納車やアフターサービスは最寄りのディーラーにて行われるとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★9:06  AIメカテック-買い気配 海外の大手ディスプレイメーカーなどから大口受注
 AIメカテック<6227.T>が買い気配。同社は25日、海外の大手ディスプレイメーカーおよびCMOSメーカー複数社より、ウエハ対応マイクロディスプレイ封止システムを一括ラインとして受注したと発表した。

 受注金額は約15億円。売り上げ計上予定は22.6期としている。

★9:06  ローソン-小動き AIで店舗改革 マイクロソフトと提携=日経
 ローソン<2651.T>が小動き。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社がは日本マイクロソフト(東京都品川区)と提携し、人工知能(AI)を活用した店舗運営の改革に乗り出すと報じた。

 記事によれば、店にカメラやマイクを設置し、客数や滞在時間、従業員の声かけなどをデータ化することで、商品の陳列や説明文の効果を評価するという。地域や客層なども踏まえて店ごとに最適な販売方法を探り、成果が認められれば全国の希望店舗に導入する方針だとしている。

★9:07  東京ガス-底堅い 小型LNG発電所 再生エネ拡大に活用=日経
 東京ガス<9531.T>が底堅い。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2020年代半ばにも、千葉県内に小型の液化天然ガス(LNG)火力発電所を新設すると報じた。

 記事によれば、発電機には出力の大きいガスタービンではなく、起動しやすいガスエンジンを初採用するという。電力不足時の非常電源とするほか、不安定な再生可能エネルギーのぶれをならし、再生エネの導入を加速するとしている。


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