後場コメント No.1  水戸証、極東証券、シャノン、三菱UFJ、ホシザキ、NEC

2022/01/18(火) 15:00
★12:30  水戸証券-小動き 3Q累計営業益(速報値)16%減 株式委託手数料が減少
 水戸証券<8622.T>が小動き。同社は18日11時30分、22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(速報値)が16.9億円(前年同期比16.3%減)だったと発表した。

 株式委託手数料が日経平均株価の高値圏でのもみ合いにより減少したことが影響した。株価は動意が薄く、反応は限定的だ。

★12:37  極東証券-続落 3Q累計営業益53%減 トレーディング損益が大幅減
 極東証券<8706.T>が続落。同社は18日11時30分、22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(速報値)が13.9億円(前年同期比52.9%減)だったと発表した。トレーディング損益が前年同期比20.02億円(同43.3%)減少したことが響いた。

★12:42  シャノン-後場急騰 バーチャルイベントサービスが「シーコン・メタバースEXPO2022」に採用
 シャノン<3976.T>が後場急騰。同社は18日12時に、子会社であるジクウ(東京都港区)が提供する3DCGでバーチャル展示会を実現できるメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」が、シーコンソーシアムが主催する「シーコン・メタバースEXPO2022」に採用されたと発表した。

 「ZIKU」はアバターでイベント会場内を自由自在に歩き回ったり、出展社、来場者双方からの話しかけができるので、リアルイベントのようなバーチャルイベントを実現できる点、さらに出展社が簡単に3Dブースを設営できるなどシャノンが創業以来培ってきたイベント運営ノウハウを活かし、サービス開発された点が評価され、「シーコン・メタバースEXPO2022」に採用されたとしている。

★12:46  三菱UFJ-後場マイナス転換 日銀利上げ検討せず 事前報道の期待はく落
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が後場マイナス転換。昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が公表され、大規模緩和が現状維持されることがわかったことが材料。

 事前に一部報道が利上げを検討する可能性があると報じられていたが、実際には利上げがなく同社をはじめとした金融関連株に売りが出ている。そのほか、保険関連でも第一生命ホールディングス<8750.T>は後場大幅安となっている。

★13:00  ホシザキ-3日ぶり反発 イタリアの業務用製氷機メーカーBremaを子会社化
 ホシザキ<6465.T>が3日ぶり反発。同社は18日に、連結子会社であるHoshizaki Europe Holdingsを通じて、イタリアの業務用製氷機メーカーBrema Group(以下、Brema)の全株式およびFinimmaの全持分を取得し、子会社化(同社の孫会社化)すると発表した。

 Bremaはイタリアに拠点を置く業務用製氷機製造販売会社であり、普及価格帯を中心とした広い商品群が強みいう。イタリア国外においては、特に南欧・東欧、中東諸国での認知度も高く、また他フードサービス機器メーカーへの製品供給も積極的に行っている。これまで、同社の欧州および中東業務用製氷機事業は、英・仏・独・北欧などを中心に展開しており、南欧・東欧、中東などへの拡販が課題だった。今回Bremaを孫会社化することで、同社の生産拠点・販売網を活用し、欧州および中東での業務用製氷機シェアNo.1をめざすとしている。
 なお、Bremaの工場敷地などを所有するImma Immobiliareの完全親会社であるFinimmaの全持分も併せて取得する。

★13:10  NEC-小動き 日本IBMとローカル5G活用したインフラ保全ソリューション開発で協業
 NEC<6701.T>が小動き。同社は18日に、日本アイ・ビー・エム(東京都中央区)と、両社のIT(情報技術)とOT(制御・運用技術)を連携し、ローカル5Gを活用した新たなインフラ保全ソリューションの開発に向けた協業を開始すると発表した。

 第1弾として、バーティカルソリューションの共同検討・検証を推進するため、2022年1月からNEC玉川事業場(神奈川県川崎市)の共創施設「ローカル5Gラボ」に両社の技術を組み合わせた共創環境の構築を開始するとしている。


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