オリックス-急落 航空機リース、相次ぎロシア撤退=日経
オリックス<8591.T>が急落。8日付の日本経済新聞朝刊は、世界の航空機リース大手がロシア事業からの撤退を急いでいると報じた。
記事によれば、アイルランドに拠点を置く世界最大手のエアキャップが撤退方針を固めたほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>の関連会社で、ロシア向けの航空機リースで海外勢2位のSMBCアビエーションキャピタルもロシアの航空会社との契約を解除する見通し。欧州連合(EU)が対ロ制裁として3月末までに契約を打ち切るよう要請したのに伴う措置のようだ。
原油高などから航空需要の落ち込みが懸念されるなかで、ロシアの航空会社との契約を打ち切った機体の新たなリース先を探すのは難しいとの見方から、航空機リース事業を手がける同社株は、売りが優勢となっている。同じく航空機リース事業を手がけるジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>、前述した三井住友フィナンシャルグループも安い。
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