前場コメント No.8 邦チタニウム、日東電、オプテックスG、スタンレ電、フォースタ、MonotaRO

2022/05/11(水) 11:32
★10:00  東邦チタニウム-大幅高 今期営業益57%増見込む 前期は67%増
 東邦チタニウム<5727.T>が大幅高。同社は10日、23.3期通期の連結営業利益予想を82.0億円(前期比56.8%増)だと発表した。

 前提為替レートは120円/1米ドルで、1円/米ドルの為替変動による経常損益への影響額は2億円程度と見込んでいる。

 22.3期通期の連結営業利益は52.3億円(前の期比66.8%増)だった。航空機向けスポンジチタンの増販が寄与した。

 また、22.3期の期末配当予想を8円から9円(前の期は6円)に修正すると発表した。年間配当は15円(前の期は12円)となる。23.3期の年間配当予想は22円とした。

★10:01  日東電工-SMBC日興が目標株価引き上げ 過去最高益の更新続く
 日東電工<6988.T>が4日ぶり反落。SMBC日興証券では、ディスプレイ依存からの脱却により過去最高益の更新が続くと予想。投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を11500円→11600円と引き上げた。

 収益源の多様化、コスト削減といった自助努力により、ディスプレイ市場が芳しくないなかでも増益ガイダンスを示した点は高く評価できる。為替前提が1米ドル112円のため、会社計画には上振れ余地があり、上方修正が行われる可能性も高いと判断。足元のバリュエーションに鑑みれば、核酸医薬のCMOでの業界地位(2021年世界シェア約6割、SMBC日興推定)、中長期的な成長性は株価に十分に織り込まれていないとみている。

★10:08  オプテックスG-急騰 1Q営業益60%増 既存事業好調 ミツテック連結化も寄与
 オプテックスグループ<6914.T>が急騰。同社は10日、22.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は21.2億円(前年同月比59.8%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は74.4%。

 防犯関連などのSS事業、ファクトリーオートメーション(FA)関連などのIA事業が好調となった。FA用自動化装置などを手がけるミツテックを連結化したことも寄与した。

★10:16  スタンレー電気-三菱UFJMSが目標株価を引き下げ 業況など踏まえ業績予想を下方修正
スタンレー電気<6923.T>が4日ぶり反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、業況など踏まえ業績予想を下方修正。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は3800円→3600円に引き下げた。

 三菱UFJMSでは、23/3期会社計画は増収増益に転じる見通しではあるが、物足りないと判断している。業況などを踏まえて、23/3期営業利益予想を470億円(前期比69.4%増)から370億円(同33.4%増)へ引き下げた。会社計画の340億円は上回る見通し。足もとの株価は、世界的な景気減速懸念やインフレ、中国ロックダウン、国際情勢の緊迫化、半導体不足などによる自動車生産の停滞、原材料価格上昇などコストアップによる原価率悪化懸念などから不安定な動きになっていると三菱UFJMSでは推察。しかし、今後は同社固有事象である構造変革と中長期的な成長局面入りへの期待から上昇に転じると予想している。

★10:19  フォースタートアップス-一時ストップ安 今期営業益5%減見込む 人材関連投資を強化
 フォースタートアップス<7089.T>が一時ストップ安。同社は10日、23.3期通期の連結営業利益予想を5.7億円(前期比5.4%減)だと発表した。
る。

 積極的な採用活動を継続するほか、社員数増加を見据え、育成体制のさらなる充実や人事制度の改変など、人材関連への投資を強化することから、減益を計画している。

 22.3期通期の連結営業利益は6.0億円(前の期比66.8%増)だった。なお、同社は前の期の連結財務諸表を作成していないため、対21.3期増減率については記載していない。

★10:21  MonotaRO-続伸 4月度の売上高17.6%増 3月は17.4%増
 MonotaRO<3064.T>が続伸。同社は10日、4月度の売上高が前年同月比17.6%増だったと発表した。3月は同17.4%増だった。


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